少しでも 君と繋がってたくて
別れ際「最後のKiss」を 
止められずに居る


並んで歩いた 桜の下を 
これからは 一人で歩いてく
そんな事に 今更気付いた

いつも強がってばかりの君が
俯いて ただ泣いていた

僕の胸に 小さな手のひらを押し付けて
「さようなら」
って 一文字ずつ 自分に言い聞かせるように

哀しいサヨナラなんて 聞き終わる前に 
君を抱きしめてしまうことだって
きっと出来たはずなのに

君のその声が寂しくて
僕は動く事ができなかった


春の風は温かくて 
僕は勘違いしてたんだ
いつまでも君が ここに居て 
僕を一番にしてくれるって

胸に置いた 君の手が 震えてた


もしも今僕が

「さよなら」以外の
君を繋げる そんな言葉を

見つけることが出来たなら
僕らは何か変わるのだろうか


このまま君を抱きしめて
温かい唇にKISSをして
「また明日」って…


僕は 肩を抱くことも出来たはず
胸に押し付けた 小さな手を
握りかえす事だって 出来たはずなのに


春の風は平等に 僕らの元にも 優しく吹いて
君と僕の別れを告げた


僕を見上げる君が愛しい
「最後のKISS」を受け入れる
君が愛しくてたまらない


君を抱きしめて
もう少し もう少しだけ


僕はまだ 君をこんなに愛してる
なのに 君を繋ぐ言葉が出てこない

そんな 無能な唇は
もっと君を感じていたくて

「最後のKiss」を 
止められずに居る