インナーリカちゃん♡
きのうTwitterでこの「リカちゃんコーディネートメーカー」を知って、https://mydesign.kao.com/emal_licca/あまりのかわいさに指が震え、なかなか始められませんでした。リカちゃん第一世代なのです、わたしたち。少女漫画の月刊誌『りぼん』での「あたらしいお人形のおなまえぼしゅう」にふるって応募。お人形のデザインは『りぼん』に連載を持つ牧美也子先生でした。自分が応募した名前はなんだったかは忘れてしまったのだけれど、「リカちゃんに決定」にはちょっと不満でした。全国のリアルリカちゃん、すみません。こどものわたしの感覚では「カ」の音は強かったんです。それで、わたしはじつはリカちゃんは持っていませんでした。タミーちゃんという、マリリン・モンローをモデルにしたアメリカの着せ替え人形を持って、ともだちのリカちゃんハウスに遊びにいっていました。そういう過去はともかく、いまのリカちゃんは好きです。オシャレ度のレベルが高いですからね。いっとき、大人買いして遊ぼうかと思ったのですが、リアルおもちゃ売り場のリカちゃんは正直いまいちでした。たくさんのこどもたちが遊べるように、工場で作られているんですものね、当然です。リカちゃんは写真で楽しもう、と思ったものです。それから数年経ったきのう、このバーチャル着せ替えともいえる「リカちゃんコーディネートメーカー」が降臨。指が震えたわけです。なかなか始められず、ともだちに「こんなの見つけた!」とシェアするのが先でした。コーディネートができると人に見せたくなるものなんですね。すぐにともだち数人から画像が送られてきました。それがもう、本人と見まごうコーディネーションばかり。リカちゃんではなく、その子の名前で呼びたくなる本人ぶりです。それを見て、わたしも自分のリカちゃんコーディネートに取り掛かりました。ヘアスタイルとヘアカラーに始まって、アイシャドウ、リップ、チークを選びます。ここですでに「自分」が出てくるわけですね。わたしの場合、ヘアスタイルとヘアカラーはリカちゃんらしくと自由に選んだつもりですが、メイクになったら自分に似合ってふだん使っている色を選びたくなりました。服は完全に好みの世界。これかわいい、これは着ないな、とブティックにいるかのような選びかた。靴やバッグやアクセサリーの合わせかたも自分基準。そしてできあがった最初のコーディネートがこれ。「冬のおでかけ」リカちゃんです。できあがってから、ともだちのコーディネートを見ると、それぞれが、自分のファッションの好みだけでなく、自分が大切にしていることやこれがしたい、こういう自分が理想、という目には見えないあれこれをも盛り込んでいるように感じられました。リカちゃんは、分身なんだ...そう思いながら、もう一つコーディネートしました。「いっしょにお茶のも」リカちゃん。バッグは同じものになりました。わたしが、このリカちゃんたちで表しているものはなんなのだろう、と考えてみると...ふわふわあっとやわらかあくあったかく、かわいらしいピンクの感じで、街をおさんぽしたいな。そんなつかみどころのない気分のようにも思えます。「インナーリカちゃん」という言葉が浮かんできました。「インナーチャイルド」ならぬ「インナーリカちゃん」。インナーリカちゃんにいま着せたい服はなんだろう。髪型やメイクはどんなふう。バッグや靴や帽子やアクセサリーは。手にはバッグのほかになにか持たせたいだろうか。それを考えて、こんなふうに実際に目に見えるようにしてみると、自分がいまなにを求めているのか、なにがしたいと思っているのか、どんな自分になりたいのか、ほんとうはなにを望んでいるのか、などなど、わかってくるのではないでしょうか。インナーリカちゃんに着せたり持たせたりすることで、心が満たされることもあるかも知れない。リカちゃんの微笑みと自分の微笑みが重なる瞬間がきっとある。また明日もコーディネートしようっと。