死霊のはらわた | REINCARNATION OF THE ZOMBIExLOVE SONG FROM HELL. SPIKYS!

死霊のはらわた



という事でしてね。

死霊のはらわたが見たいのです。うん。

みなさんご存知ですか?

えーと。
そうだなあ。
いつでしたかうーん?

中学生の頃?ですかね?

くらいの頃にお友達の家でビデオ見て
それまでホラーとか見たことありませんでしたから、

というかあれなんですよあれ、

僕が中学生か小学校高学年あたりに
やっとビデオデッキが普及してきたくらいですもん。


みなさんMYビデオデッキ持ってましたか?

僕達の時代は1人1台なんて
そりゃあもう夢のような話でしたよ。うん。

テレビもそんなみんな個人所有は
なかったんじゃないかなあって思います。うん。

まだあのチャンネルガチャガチャーンって
まわすやつでしたし、
ピッピってリモコン持ってるコがいたら
うーーーわーーーー!凄いじゃーん!的な。

えーと。
CDプレイヤーが確か僕が中学1年生の頃に
出始めたくらい?です。たしか。うん。

だって僕達貸しレコード屋さん行ってましたもん。あはは。

えっと。
THE BLUE HEARTSの1stもレコードでお兄ちゃんに
借りてきてもらって、
カセットテープに録音して聴いていました。

僕の実家は、ほんとに何にも無くて、
コンビニも無くて、
唯一コンビニっぽい個人経営のお店が
夜の23時までやっていましたよ。

あとはスーパーと
酒屋さんと
呉服屋さん
ぐらいのものしかないという
育ち盛りの色々楽しみたいよーう!という
若い衆にはもの足りない街でした。

好きですけどね。

おいおい。
死霊のはらわたどこいったんだい?
という毎度恒例の話の飛びっぷりは
さておいておきましょう。

えーと。
なんでしたっけ?

そうそう。

ですから、まず読みたい雑誌が買えません。
唯一色々雑誌売っていた文房具屋さんがあったんですね。

そこが、僕幼稚園出る頃あたりに
閉店してしまって。

街で唯一の文房具屋さんが閉店してしまった
ものだから、ええー??

小中学生はどうするんだよおお。
っとなりますよね。

実際はどうなのか分かりませんけど、
多分なんか、
町内会だか何だかでキチンと話し合ったんじゃ
ないのかなあと勝手に考えているんですけど、

街のみんなが使うナンバーワンのでっかいスーパー。
でっかいと言ってもコンビニ4店舗分くらいの大きさですけど。

まあ。街の家族にはかかせない
ホントほぼ全家族が使っている
スーパーがあったんです。

で。

そこよりは少し小さいですけど、
2番目によく使われるスーパーがあったんですね。

ここは小さいけど、パンが美味しいとか、
魚の種類が豊富とかそんなのでした。

そこの店主の方が、
スーパーの向かいのご自分の土地?に
やむなく文房具店を開いて、
何とか、当時の僕達は
筆記用具を購入する生命線は
確保できたんです。

が。

だってまあさすがにあれですよね。

なんていうかその。

スーパーで元々生計たててらっしゃいますし、
街の全ての子供達の為を思って
文房具店をまあ開いたんでしょうから。うん。

雑誌が全然ないんです。
品揃えの薄さといったらもう。

文房具は、児童が喜びそうな、
可愛いペンやカッコイイ消しゴム
すごい充実してます。

けど、雑誌は女性誌がちょこっとある
くらいで、終了的な。

まあ田舎ですし、仕方ありません。

ですから、まず漫画や
趣味の本えーと例えば
音楽雑誌やスポーツ雑誌とか
その類のありますよね?

を読む買うには
電車で20分かけて、
栄えてる街まで
出るしかないという
お金の無い小中学校時代の
僕には厳しい環境でしたよそりゃあええ。うん。

えーといくらでしたっけ?
覚えていないんですが、
えーと?
確か栄えてる街まで電車で
片道180円?だった気がします。

ありえないでしょう?
中学生に片道180円って
そりゃあもう死活問題ですよ。

漫画なんか買えません。
雑誌なんか買えません。

なおかつまだ1人1台テレビを持ってなんて
まだもう少し先でしたから
テレビもそんなに好きに好きな番組見れません。

新聞のテレビ放送欄に好きなROCKバンドの
名前が書かれていて「わあー!」って
思っても、家族がニュースやクイズ番組見て
ワイワイだんらんしていますから、
そう。ここは僕もだんらんあるのみです。
あはは。

だから、僕バンドマンのくせに
ほとんど音楽番組見ていませんし、
音源もそれほど聴いていませんし、
音楽雑誌も見れませんでしたので、
なんていうか、ほら。

色んな物を柔軟に吸収できる
成長期になんにも吸収する事なく
のほほーんと生きてきました。
うん。あっはは。

いやー。
今考えたらなんてもったいない
期間を過ごしてしまったんだ僕は。
僕の馬鹿ー!と悔しいですもん。

えーと。
何書いていたんでしたっけ?

死霊のはらわたが見たくて
ビデオの話になって
ビデオデッキなかったなあってなって
CDプレイヤーもなかったなあってなって
文房具屋さんの話になって
スーパーの話になって
音楽聴いてない話になったんですね。
ん?

そうですそうです。

だから同世代とかと
例えばえーと?

当時の○○ってバンドのテレビ初出演
かっこよかったよねーなつかしいー

とか言われても「え?」です。

だって見れませんから見てません。

当時の○○ってバンドの雑誌の記事
かっこよかったよねーなつかしいー

とか言われても「へ?」です。

だって雑誌売ってませんもん僕の街。

そうです。
そんなのが全部なわけです。

今、自由にテレビでも雑誌でも
自分の好きな分野の興味のある物を
好きなだけ見て聴いて感じる事ができて、
なおかつ
ネット時代ですから、
たとえば、たまったま気になった
アーティストとかスポーツ選手とかでも
徹底的に生い立ちや思想や過去のスポーツ成績や
バンドだったら音源や映像まで
もうフルに楽しめるじゃないですか?

それがですね。
うーわー!すっごいうらやましいー!

です。
うん。
いいなあ。

とまあ、流れで
みなさん僕はみなさんがうらやましい
妬んでいますよぐおおーアピールを終えて
すっきりしましたので、えーと。

そうです。うんと。

死霊のはらわたという
ホラー映画ですよみなさん。

知っていますか?
ぎゃああー怖いー!



わ。
ホントに今ちょっとドキドキしました。
いやあもう何年ぶりかにこれ見ましたもん。

最初確か中学2年生の頃に見たんだったかなあ?です。
お友達のお父さんがそういう、映画のビデオとか(当時は高額でした)
とかそんなのを確か扱っている会社に勤めていて、
ひとつ買ってきたから見ようぜ!っと言われて
うん見よう!見よう!って喜んで行ったんですけど
ホントやめとけばよかったなあってぐらいに
めちゃくちゃ怖かったのを覚えています。

だってですよ?
雑誌もテレビも
さらには音楽までも
なーんにも楽しむ事ができない
そんな街、環境で育った
田舎の中学生の僕ですよ?

これはちょっと重すぎました。
わあー!すっげー!映画のビデオテープじゃーん!
とか言ってワクワクしてたのに、
観覧後、そのお友達も僕も若干元気無かったですもん。

こ…怖かったね…

う…うん…

みたいな。
あっはは。

そうそんな甘い青春が蘇るのが僕は
死霊のはらわた
なのです。

よりによってなんでこれやねんー!です。

うん。

で。

えーとあとなんだろう。うーん?

そうそう。

僕達SPIKYSゾンビでピコピコですから、
うん。なんとなく
なんかないかなあーってゾンビ映画を探していて、
この青春を思い出したんです。

はっはー。

あ。思い出しました。
たしか初めて買ったCDがRED WARRIORSの西武球場LIVE
KING'S ROCK'N' ROLL SHOWだったような…
今なんとなーく当時お付き合いさせて頂いていた
彼女がベットに腰掛けて「ん?なにこれ?」って
CDを見てる絵が記憶に蘇ってます。

だったかなあー?

はいそしてこちらがその当時の
田舎の中学生の僕達は

「わ…なんて反抗的で怖いお兄さん達なんだ…」

と、ハートをわしづかみにされた
ロックンロールバンド。

RED WARRIORSズドン。




いやあ。

今の中高生だったら。
「お?何だ?へえー。行ってみるかー。」
って余裕でちょこんと行けるんでしょうけど、僕?

もちろん行けませんでしたよ。
お金もなければ、
田舎ですから、
そうそうツアーきませんし。

繁華街の方面に住んでいた中高生が
流行しているグループの
ライブや雑誌やレコードを
楽しんで
オシャレな青春を謳歌しているそんな時に

僕は近所の牛を見に行って
「うわー!くさいー!」
とか
猫と仲良くなったり
(子猫5匹も産んでくれました)
自転車で2人乗りしている時に
後ろからでっかいドーベルマンクラスの
狂犬に追いかけられたり
と、オシャレでは無い青春を
謳歌していましたよ。

何とも残念な青春時代です。

あはは。

という事でですね。
そうそう。そうです。

ゾンビの絵というか
漫画というか、
すっごい僕大好きな感じのを
お書きになっていらっしゃる方を
偶然見つけまして、
ハマっています。

えーと?
南瓜金助さん?という方です。

いやホント、
ゾンビですけどポップで、
キッチュな感じで楽しいんですよ。

うん。

ほんと僕、TATTO彫っていいですかって
許可頂きメールさせてもらおうかなあって
思ってますもん。うん。

みなさん要チェックですよ。あはは。

ほんと素敵です。

という事でそうです。
自分の告知もキチンとしましょう。
ハイずどん。

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3/1(土)渋谷LAST WALTZ
「超快適アルクアプトル」

W/アイソスピン,東海馬骨軽音部,運否天賊
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会場:渋谷LAST WALTZ
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