【70s〜90s USA製スウェットの見分け方】

霜降りグレーの無地スウェットは、一見シンプルですが、

実は年代によって生地や縫製に大きな違いがあります。


今回は、写真のようなラグラン仕様のグレースウェットを例に、

70s〜90sの特徴とブランドごとの違いを詳しく見ていきましょう。

 


🔹全体の印象

・柔らかい霜降りグレーのボディ
・裏起毛が細かく、綿比率が高い生地感
・リブのテンションが強すぎず自然な伸び


これらの要素は、

まさにアメリカ製の黄金期を感じさせるディテール。


シンプルながら

「抜け感」や「風合い」がしっかり残っており、

現行の量産品とは一線を画します。

 


🔹ディテール解説

① ラグランスリーブ

70年代〜90年代のUSA製スウェットで定番の形。
肩の切り替えが斜めに入り、腕の可動域が広く、

スポーツウェアとして重宝されたデザインです。


ヴィンテージスウェットの代表的特徴でもあります。

② フラットシーマ縫製(4本針)

裏面を見ると縫い代が平らになっており、

ゴロつかない仕様。


これは**4本針ミシン(フラットシーマ)**による縫製で、

60〜80年代のチャンピオンやラッセルなどの

アメリカ製スウェットに多く見られます。


肌触りが良く、耐久性にも優れています。

③ 裏起毛の質感

裏面はふんわりとしたパイル起毛で、

毛足が細かく柔らかいタイプ。


90年代以降の化繊混スウェットとは異なり、

コットン主体のため経年で風合いが出やすいのが特徴です。

 

 

 

 

🔹年代の総合判定

今回のスウェットは、

  1. フラットシーマ縫製
  2. ラグラン袖
  3. 霜降りの細かいグレーボディ
  4. 裏起毛が細かい

これらの特徴から、

80年代後半〜90年代初期のUSA製スウェットと判断できます。

 


👕リアルなアメカジスタイル例(イラスト)

この年代のスウェットは、

以下のような着こなしが相性抜群です👇

 

  • グレー霜降りスウェット

  • Levi’s 501デニム(テーパード)

  • コンバース オールスター

  • クラシックなCAPスタイル


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