【実物系ヴィンテージの頂点】:TDC:ワークジャケット|80s USA製・TALONジップ | DIGman VINTAGE

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ディグってきた古着の話

ヴィンテージ古着の中でも、
**「企業モノ」や「官公庁モノ」**は

別格の存在感を放ちます。


今回紹介するのは、

その中でも群を抜いて評価の高い一着


**TEXAS DEPARTMENT OF CORRECTIONS(テキサス州刑務所)**の
80年代オリジナル・ワークジャケットです。

ファッションとしての完成度はもちろん、
背景にある“リアルな歴史”こそが、このジャケット最大の魅力です。


TEXAS DEPARTMENT OF CORRECTIONS とは?

TEXAS DEPARTMENT OF CORRECTIONS(通称 TDC)は、
テキサス州の刑務所・矯正施設を管轄していた州政府機関

 

現在は
Texas Department of Criminal Justice(TDCJ)
という名称に統合されていますが、


「TEXAS DEPT OF CORRECTIONS」

表記のアイテムは
1970〜80年代までの短い期間に実在した表記です。

 

つまりこのワークジャケットは、

  • 実際に州の施設で

  • 実際の職員や関係者が

  • 業務用として着用していた

**リアルな官給品(ガバメントワーク)**ということになります。


ディテール解説

■ 80s USA製 オリジナル

量産目的ではなく、
国内(アメリカ)で実用重視で生産された時代の一着

生地感はタフで無骨、
縫製も「着潰すこと」を前提にした作りです。


■ TALON ZIPPER(オリジナル)

フロントにはTALONジッパーを採用。

  • 80年代以前を象徴するジップメーカー

  • ヴィンテージ市場では年代判別の重要ポイント

  • 現行品では再現できない金属の質感

“本物”であることを静かに主張するディテールです。


■ TEXAS DEPT OF CORRECTIONS パッチ

左袖に配置された
TEXAS DEPARTMENT OF CORRECTIONSのワッペン

このワッペンがあることで、

  • 民間向けではなく

  • 実際の官給品であること

  • 使用目的が明確な「リアルワーク」であること

が一目で分かります。

この手の官公庁パッチ付きは
近年、海外バイヤーからの評価が特に高いジャンルです。


■ ヴィンテージワーク特有の雰囲気

全体のシルエットは、

  • 短丈

  • ボックスシルエット

  • 無駄のないディテール

と、現代のファッションにも自然にハマる設計

元々は作業着のため、
デザインよりも「機能性」が優先されていますが、
それが逆に完成された美しさを生んでいます。


なぜ希少なのか?

このジャケットが希少とされる理由は明確です。

  • 官公庁向けの限定生産

  • 一般販売されていない

  • 使用後は廃棄されることが多い

  • 残存数が非常に少ない

特に
TEXAS DEPT OF CORRECTIONS表記 × USA製 × TALON ZIP
この条件が揃う個体は、
年々市場から姿を消しています。


ヴィンテージ市場での評価

現在、アメリカ・ヨーロッパのヴィンテージ市場では、

  • 企業モノ

  • 官公庁モノ

  • プリズン(刑務所)関連

この3ジャンルは明確に評価が上昇中

理由は、

  • ストーリー性が強い

  • 再現不可

  • 一点物に近い存在

という、
現行ファッションでは得られない価値があるからです。


まとめ

この
TEXAS DEPARTMENT OF CORRECTIONS ワークジャケットは、

  • 80s USA製オリジナル

  • TALONジップ

  • 実在官公庁のリアルワーク

  • ヴィンテージワーク特有の雰囲気

  • 今後も減り続ける希少モデル

という条件がすべて揃った、
“資料級ヴィンテージ”と呼べる一着です。

ただのワークジャケットではなく、
アメリカの歴史を纏う服

分かる人には、確実に刺さるアイテムです。