LVC(Levi’s Vintage Clothing)による復刻モデル
47501-0117(1947 501XX 復刻)
ボタン裏に刻まれた 「4420」 はよく話題になります。
多くの出品や実物の説明で
「4420 と記された個体が Made in USA/CONE DENIM(コーンデニム)である」
とされ、コレクターの注目を集めています。
本記事では
- 「4420 が意味すること」
- 「コーンデニム採用の傾向と価値」
- 「実物で必ずチェックすべきディテール」
をわかりやすくまとめます。
1. 「4420」とは? — 工場コードの基本
リーバイスのトップボタン裏に刻まれた数字は
“工場コード(factory code)” で、
どの工場で製造されたかを示す記号です。
ボタン刻印は製造工場の識別に使われます
コミュニティや出品説明の傾向では、
「4420」は LVC の米国生産(Made in USA)個体で見られることが多い」
と伝えられています。
LVC や 1947 復刻の出品写真で 4420 を確認できるケースが複数あり、
実務的な手がかりとして扱われています。
重要な注意点
4420 が付いている=「どこの州のどの工場か」を
公式に特定できる公開資料は見つかっていません。
つまり 工場コードは有用な手がかりだが、
単独で完全な証拠にはならない ことを覚えておいてください
2. 47501-0117 と「コーンデニム(CONE DENIM)」の関係
中古ショップやフリマの出品説明を見ると、
47501-0117 の一部個体で
「コーンデニム(CONE DENIM)」使用の明記がある
ものが多く見つかります。
出品写真で「コーンデニム」と明記され、かつボタン裏が4420の個体が流
通している実例も複数あります
コーンデニム=コーン・ミルズ由来のセルヴィッジ(耳付き)デニムで、
織り・色落ちの質感・経年変化が良いことから
ヴィンテージ志向のユーザーには高く評価されます
したがって 「4420 刻印 + CONE DENIM 表記」 の組み合わせは、
購買側から見ると「素材・作りに手が入った個体」
として価値が上がりやすい傾向があります。
3. 「4420 + コーンデニム」が市場価値に与える影響
実際の落札例・販売価格を見ると、
USA製/コーンデニム採用の個体は比較的高値で取引される
傾向があります(状態・サイズにも大きく依存)。
Yahoo!オークションやリサイクルショップの実例では、
美品や未使用に近い USA製リジッド個体が数万円〜
場合によってはそれ以上で流通しています。
逆に、ダメージやリペアが多い個体、
赤タブ欠損などがあると価値は下がります。
4420 や「CONE DENIM」の表記は
プラス要素だが、全体の状態と合わせて評価するのが現実的です。
4. 購入前に必ず見るべき「4420+コーンデニム」確認ポイント
以下は出品写真や実物で必ずチェックすべき箇所。
トップボタン裏:4420 の刻印がはっきりあるか(磨耗で読みづらいことも)
内タグ/紙パッチ:モデル表記 47501-0117 の確認、Made in USA 表記の有無
生地端(裾や内側):耳(セルヴィッジ) があるか。
赤耳/片耳かどうかで評価が変わる。コーンデニムなら耳付きであることが多い。
縫製ディテール:
ポケットのステッチ数、アーキュエットの形、縫い目の仕様(復刻仕様と一致するか)
ノリの有無・リジッドかワンウォッシュか:色落ちの出方や縮みの可能性を見積もる。
ダメージ:裾のほつれ、穴、赤タブ切断、ポケットのほつれなどは減点要素。
5. 鑑定のコツ(刻印をどう扱うか)
刻印「4420」は有益な手がかりだが、
刻印のみで“本物/偽物”を断定しないこと。
偽刻印や後付けも現実に存在します。
複数の要素(紙パッチ、縫製、セルヴィッジ、赤タブ、トップボタンの形状など)を総合して判断してください。
6. まとめ
要点: 47501-0117 の中には「トップボタン裏 4420」で、
かつ CONE DENIM(コーンデニム) を
使用している個体が実際に流通しており、
素材的価値やコレクション価値の観点で注目されやすい。
だが刻印だけで価値判断しないこと、
状態・サイズ・他ディテールを必ず確認することが重要です。
「LVC 47501-0117 の中でも、
トップボタン裏 '4420' の刻印があるコーンデニム個体は、
素材の質感と経年変化が魅力。
ハッシュタグ
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