同等にプロフェッショナルである | こだわり100回

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自己満足の世界。俺が勝手に吠えるところ。

医者がなぜ医者になれたかというと、それは人生の長い時間をかけて医学を勉強してきたから。教師がなぜ教師になれたかというと、それは人生の長い時間をかけて教育を勉強してきたから。その長い時間をかけて何かを習得するということがプロフェッショナルであるならば、人生の中で長い時間をかけて音楽を学んだ音楽家も、同等のプロフェッショナルだと思います。
食料を自分で作ることだって可能なわけですよ。自分の家の庭に畑作ったりしてね。でも農家の方が食料を作るノウハウを知ってるから、食物を作るのは農家に任せてる。自分の子どもに自分で勉強を教えることもできるけど、教師の方が知識があるし、教え方も上手いので、教師に任せてる。そうやって足りないところを人に助けてもらって社会が成り立ってるんだね。そういうことで、我々音楽家は音楽を勉強することによって音楽を作る、音楽を演奏する、音楽の文化を引き継ぐ、といった他の職業の人ができないことをやってるわけですね。さらに偉そうに書くと、音楽は娯楽だけでなく医学にも用いられるし、教育にも使われる。実に広い範囲で影響がある。

ということで、音楽は命ほど重要じゃないとしても、他の職業の方と同じく音楽家は長い時間をかけて音楽に関する知識、技術を身につけたわけで、プロフェッショナルな人たちなのです。

論点が行ったり来たりでまとめ方がよく分からなくなってしまいました。一応これで長らく考えてきた「ミュージシャンは重要なのか」という問題は終わりにしたいと思います。また何か浮かんだら書くけど。