自分の使命 Part3(ラスト) | こだわり100回

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自己満足の世界。俺が勝手に吠えるところ。

音楽の「人を惹きつける力」に自分の将来の可能性を見出してからは、その力をどのように使うのかについて考え始めました。

社会貢献をキーワードにして考えると、どうしてもチャリティーやボランティアを連想するし、そこに音楽を融合させると、どうしてもフェス型チャリティーコンサートみたいなことになってきます。でもやっぱりそれはちょっと違う。なぜなら社会貢献ありきで話が始まってるから。社会貢献も何も、まずは自分が本当にやりたいことありきでないと、長続きしません。レーベルが自己満足の域を超えなかったのも、その仕事がどのように社会貢献に繋がっていくかっていうことが見えなかったからです。

じゃあその「惹きつける力」を使って自分は何をしたいのかを優先させて考えたとき、やはり原体験であるConcord Rock Cityの熱狂を切り離して考えることは難しいことに気付きました。心の奥底には、できることならあの熱狂をもう一度味わいたいという欲望があるのです。

その欲望に従って考えていくと本当にやりたいと心から思えるのは、一つのライブハウスを中心としたある地域における音楽コミュニティーを作っていくということ。そんな答えがでてきました。

重要なのは音楽コミュニティーを作っていくということ。Concord Rock Cityの出来事に倣って「ライブハウス中心」としたけど、それがコミュニティーを支える象徴となるのならライブハウスでもレーベルでも何でもいいです。そこにその地域に住む老若男女が、クラシックからロックまで幅広いジャンルの音楽が、集まってくるのなら、それ程すばらしいコミュニティーはありません。

そしてそのコミュニティーを中心として、音楽教育の充実、音楽を中心とした街作りなんかを社会に還元できたらと考えているのです。これこそが俺の探していた可能性であり、自己満足を超越するものです。そして人生をかけて取り組むべき自分の使命だと感じています。

おわり