僕らはあの空の下で | 蘭のブログ

僕らはあの空の下で

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公開が丁度「九月に降る風」と重なっていて、同じ高校生の友情がテーマなので
どうしても「九月…」と比べてしまいます。
なので、テーマが小さくて学園祭で上映される映画のような印象を受けました。

でも、想像していたより構成がしっかりしていて、漫画でいうところのコマ割が
上手く、その点は良かったです。
これからも二人で組んでマンガを作っていこうとやる気満々のヒロキに対して
修の煮え切らなさが見せ場だと思うのですが、その理由がもっとびっくりする
ような内容だったら良かったのに…。ただ、お母さんの手術が終わったから
ボストンへ帰るというのでは、そんなの最初からわかっていたことじゃない、です。

卒業前の二人の描写に、過去のシーンをフラッシュバックさせて挟み込んでいくのは
作り方として上手いなと思いました。二人の関係もだんだんわかってきたし。
映画評で、修が帰ってしまう所でヒロキが彼に直接会って文句を言うことができなかった
のは、二人がお互いに友情以上の気持ちを抱いていることに気が付いてしまったからだ、
と書いているものがありましたが、残念ながらそれは違うね。
全くソフトボーイズラブなんかじゃないですね。
ちょっと中途半端な友情劇というところかな。
熱いものを期待して見に行く私も悪いのだけれど…。

中では脇役の直君がよかったです。二人の友情が壊れてしまうのに気をもんで
色々おせっかいを焼きます。でもその淡々としながらも実は一生懸命なところが良かった。
ヒロキの古川雄大、修の細貝圭、の二人はイケメン君でしたけど。
あ、直の永岡卓也君も、ね。
…それを見せる映画だったのかな。