バンク・ジョブ | 蘭のブログ

バンク・ジョブ

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まず、これが実話を元に作られているのだということにびっくりです。
1971年、ロンドンで銀行の地下貸金庫が襲われ、現金数百万ポンドと宝石が強奪されるという
事件が起こります。事件は数日間トップニュースとして扱われますが、突然報道が打ち切られます。
それはイギリス政府のD通告(国防機密報道禁止令)によるものだった、という事件があったそうで、
この機密事項が英国王室のスキャンダルだった、という仮説をもとに映画が作られています。

テリー(ジェソン・ステイサム)が昔馴染みのガールフレンド、マルティーヌ(サフロン・バロウズ)に突然持ち掛け
られた銀行強盗。オーシャンズイレブンのごとく役割に見合った昔馴染み達が次々集められていきま
す。王室のスキャンダルを揉み消すため政府秘密機関が関与しているだけあり、計画はどんどん上手
く進んでいきます。しかし無線傍受から足がつき…。

最初から手に汗握る展開で、心臓バクバクしっぱなしの110分でした。
話しがどんどん展開していってしまうので、予め話しの内容は少し頭に入れていったほうがいいかも。
たくさん出てくる人物がわからなくなってしまいます。
銀行強盗は取り立ててトリックがあるわけではなく、そこは特にポイントにはなっていないのですが、
その後の政府秘密機関とそのなかにいる恥部を握られた高官たち、悪徳警官、裏金を渡していた風俗店
経営者、麻薬密売人たちが三ツ巴四ツ巴になって自分達を守るために奔走する姿が滑稽でもあり、その
手段を選ばぬやり方が恐ろしくもあり見応えがあります。
麻薬密売人の元に送り込まれたスパイの話しはいらなかったかも。悲劇なのにあまり意味がなかったです。
マルティーヌが麻薬の密輸で捕まるシチュエーションもあまりにも適当な感じでした。
と、もうちょっと足したり引いたりしたほうがいいのではと思う所はあるものの、娯楽映画ならでは
の見所満載の一品でした。