モスキート・コースト | 蘭のブログ

モスキート・コースト

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1986年 アメリカ  監督:ピーター・ウィアー



リヴァー・フェニックスが息子チャーリー役で出ているので、リヴァー見たさに借りてきました。
1970年生まれのリヴァーはこの時16歳。子供っぽさを残しながらも少年から青年へ変わりつつある
時期のリヴァーはやはりとても綺麗でチャーミングでした。
ずっとずっと見続けていたいくらいです…。あぁ~。

この画像は本の表紙なのですが、すっごく綺麗なので。


アリー・フォックス(ハリソン・フォード)は、発明家だが安定を好まず文明を否定し常に理想
を追い求めている。家族はそんな彼に散々引っ張り回されてきたが、今回は南米ホンジュラスの
密林<モスキートコースト>に理想の地を作ろうとする父親に従い、この未開の地にやってくる。
そこで原住民を巻き込みながら理想に近い村を完成させるが、さらなる理想を求め密林に棲む少数
民族に氷を届けるため出発する。


自分のやりたいように家族をひっぱりまわすという誰が見ても嫌な父親役を、いつもは爽やかな
ヒーローばかりを演じているハリソン・フォードが好演しています。彼が父親役だったことで、
このムカムカするような主人公も拒絶反応をおこすことなく受け入れられたのだと思います。

最後には妻も「もう、だめ!」と泣き叫びますが、それまで本当によくついて行ったものです。
というか逃げたくても逃げられなかったのですが。
父親に憎しみまで抱き、彼を殺して逃げようと弟のジェリーが言いますが、結局、父親が牧師に銃
で撃たれ重傷を負ったことで逆に家族の絆が強まります。
チャーリーの「父が生きている時は世界がとても小さく狭かった。父が死んだあと世界は果てしな
く広く、自分は胸を張って父親を尊敬していると言える。」という台詞が父親から解放された家族
の気持ちをよく表していると思いました。

この家族は長男チャーリーを筆頭に弟と双子の妹という4人兄弟です。
それも含め、この両親の生き方はリヴァー・フェニックスの生い立ちともかぶる部分があります。


美しさではこの頃が一番ですが、もっともっと彼の映画が見たかった…。
どうしても同い年のマット・デイモンと重なってしまい、彼のやる役をリヴァーがやったら…と
思ってしまいます。彼の死はどう考えても未だに残念でなりません。