太陽と月に背いて | 蘭のブログ

太陽と月に背いて

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1995年 イギリス


1871年、16歳のランボー(レオナルド・ディカプリオ)は新進気鋭の詩人ヴェルレーヌ
(デイヴィッド・シューリス)を頼ってパリに出てきた。ヴェルレーヌの妻の家に逗留した
ランボーは傍若無人な振る舞いで妻やその両親の反感をかい、家を追い出されてしまう。
ヴェルレーヌは彼の後を追い家を出て、ランボーに住居の手配をする。まもなくヴェルレーヌは
ランボーと恋に落ちてしまう。


若く才気あふれるランボーと、酒を飲むと狂暴な性格に変わるが普段は極端なまでに内気な
ヴェルレーヌとの運命的な出会い、そして2年にわたる同棲生活と別れ、ランボーのその後の
アフリカを始めとした放浪生活と孤独な死までを描いていきます。

若いレオナルド・ディカプリオの、大人になり切っていない少年と青年の中間の色気に
やられてしまいます。本当に綺麗です。

始めランボーのハチャメチャぶりに驚きますが、紳士に見えたヴェルレーヌの酒乱ぶりに
さらに驚かされます。全体的に、才能あるもの同士だからか、破壊的です。

若さと美しさと溢れる才能ゆえに残酷なランボーをディカプリオが見事に演じきっていると思い
ました。あの美しさはグラマーな美人(ヴェルレーヌの妻)でも勝てないでしょう…。
「君は才能を、私は金銭面を受け持って一緒に暮らそう」
というヴェルレーヌの提案は、妻への暴力とその反動の気の弱さ、そして金銭面で苦しくなってきた
ヴェルレーヌにうんざりしたランボーが新しい環境で生きることを選んだことで終わりを告げます。

映画としては、そう面白いとはおもわなかったのですが、これもディカプリオの妖精のような
美しさで充分満足できる作品になっています。