黄色い目の魚
「黄色い目の魚」 佐藤多佳子
惚れっぽい私は本の中の青少年をすぐ好きになってしまうのだけれど、今回はこの本の中の17歳、
高校2年生の木島悟君にすっかり参ってしまいました。
父親であるテッセイと、はからずも絵で繋がっている彼は、絵を描くことが体の中から自然に
湧き出てくる自己表現の全てなのですが、村田みのりに会うまで自分で絵を描くことが好きだとも
気付かないような、不思議な男の子として描かれています。
彼の絵に向かうときの無意識の物凄い集中力とそれ以外の物事への淡白さのギャップ…。
なんとも魅力的な男の子なのです。
サッカー部でキーパーをやっていますが、彼の性格から考えるとポジションはDFだな。
キーパーは最後までしっくりこなかった。「孤独」という点を彼の性格と掛けようとしたのかもし
れないけれど。
私は木島君にしっかり惚れたが故に、嫌いなものばかりが多くて、とんがっているけれど嘘がつけず、
自分のキモチに正直でキッパリとした性格の「村田みのり」にメラメラと嫉妬の炎を燃やしてしまう
のでありました。
二人が出会うことによって、木島君はもう亡くなってしまった父親テッセイから、村田さんは叔父
であるイラストレーターの通から解放され、精神的に成長していきます。
木島くんの「村田が好きだ。これからもっと好きになっていくと思う」なんていう台詞は断じて許せないのだけれど、本の外からでは勝負にならない、致し方ないですな。
惚れっぽい私は本の中の青少年をすぐ好きになってしまうのだけれど、今回はこの本の中の17歳、
高校2年生の木島悟君にすっかり参ってしまいました。
父親であるテッセイと、はからずも絵で繋がっている彼は、絵を描くことが体の中から自然に
湧き出てくる自己表現の全てなのですが、村田みのりに会うまで自分で絵を描くことが好きだとも
気付かないような、不思議な男の子として描かれています。
彼の絵に向かうときの無意識の物凄い集中力とそれ以外の物事への淡白さのギャップ…。
なんとも魅力的な男の子なのです。
サッカー部でキーパーをやっていますが、彼の性格から考えるとポジションはDFだな。
キーパーは最後までしっくりこなかった。「孤独」という点を彼の性格と掛けようとしたのかもし
れないけれど。
私は木島君にしっかり惚れたが故に、嫌いなものばかりが多くて、とんがっているけれど嘘がつけず、
自分のキモチに正直でキッパリとした性格の「村田みのり」にメラメラと嫉妬の炎を燃やしてしまう
のでありました。
二人が出会うことによって、木島君はもう亡くなってしまった父親テッセイから、村田さんは叔父
であるイラストレーターの通から解放され、精神的に成長していきます。
木島くんの「村田が好きだ。これからもっと好きになっていくと思う」なんていう台詞は断じて許せないのだけれど、本の外からでは勝負にならない、致し方ないですな。