『クラッシュ』を見ました


2005年 アメリカ
監督 ポール・ハギス
監督 ポール・ハギス
クリスマス間近のロサンゼルス。黒人刑事のグラハム(ドン・チードル)は、相棒でもあり 恋人でもあるスペイン系のリア(ジェニファー・エスポジト)と追突事故に巻き込まれる。 渋滞で停止した所へ中国人の女性の運転する車に追突されたのだった。 偶然そこは若者が死体で見つかった現場近くだった。 刑事であるグラハムは何の事件か見るため、車をおりる。そこで見た若者の死体は彼の目を 釘付けにする・・・。
このロサンゼルスで起きた事故をきっかけに、様々な人種、階層、職業の人々がフクザツに
絡み合ってきます。
絡み合ってきます。
強盗を恐れ銃を買うペルシャ人の商店主、その商店の鍵を直す為に呼ばれたカギ屋、
車を奪い売り払って稼ぐ黒人のチンピラ、そのチンピラに車を奪われる検事、
人種差別を撤廃する立場にあるこの検事の妻は極端な人種差別主義者で、
有色人種に対し極度に疑心暗鬼になっている・・・
車を奪い売り払って稼ぐ黒人のチンピラ、そのチンピラに車を奪われる検事、
人種差別を撤廃する立場にあるこの検事の妻は極端な人種差別主義者で、
有色人種に対し極度に疑心暗鬼になっている・・・
ぐるりとめぐり巡って、最後に最初のグラハムの追突事故に戻りますが、その間にとても
たくさんの人の倹しい生活や偏った考え方や信頼や救いが入り混じって組み込まれていきます。
たくさんの人の倹しい生活や偏った考え方や信頼や救いが入り混じって組み込まれていきます。
構成が、伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」と似ていますが、それに複雑な人種差別を
織り込んだ感じです。日本ではここまでの話は作れないだろうな、と思いました。
織り込んだ感じです。日本ではここまでの話は作れないだろうな、と思いました。
アメリカでの人種差別の根強さと銃を持つことが当然として認められていることの怖さを
ひしひしと感じました。
ひしひしと感じました。