『シービスケット』 | 蘭のブログ

『シービスケット』

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2003年  アメリカ
監督・脚色・制作  ゲイリー・ロス



一人目:1910年、チャールズ・ハワード(ジェフ・ブリッジス)は自動車ディーラーになるが
最愛の息子を自動車事故で失い、妻も家を出て行き、失意のどん底に陥る。

二人目:孤高のカウボーイ、トム・スミス(クリス・クーパー)は自動車の普及により馬の需要が
減ってしまい、食い扶持を稼ぐため、西部劇の馬の調教師として各地を転々としていた。

三人目:カナダでは、16歳の少年ジョニー・ポラード…後にその赤毛からレッドと呼ばれるようになる
(トビー・マグアイア)…は何不自由なく暮らしていたが、大恐慌とともに無一文となり、
乗馬の才能に彼の将来を賭けた両親により、草競馬の世界に彼を託す。

この3人が「シービスケット」という誰からも期待されない荒くれ馬に出会い、馬の持つ素質、
レッドの持つ才能により、この馬を連戦連勝の競走馬に仕立て上げていく。




ベストセラー・ノンフィクション『シービスケット、あるアメリカ競走馬の伝記』をもとに
映像化されたものです。・・・本は読んでいませんが・・・。
トビー・マグアイアが制作総指揮も兼任しています。



なんといっても競馬のシーンが圧巻です。臨場感あふれ、思わず手に汗握ってしまいます。



挫折を味わってきた三人が、やはり挫折を味わってきた馬と出会い、アメリカ中で一番速い
馬に仕立て上げていく・・・見ていて元気がわいてくる映画だと思いました。



シービスケットももとは穏やかな大人しい馬だったのに、大人しい事を責められ叩かれていくうちに
手に負えない暴れ馬になってしまったという過去を持っています。
怪我をして安楽死させられそうになっていたところで、トムに救われます。

レッドは親に置いていかれ、荒れた心を暴れ馬さながらに大喧嘩することにより抑えているような
毎日を送っています。だからこそレッドはシービスケットと気持ちを通わせる事ができ、
馬の持つ力を最大限引き出すことができたのでしょう。



レッドは骨折し、二度と歩けなくなるかもしれないといわれますが、前後してシービスケットも
靭帯を切り、もう走る事は無理かもしれない、安楽死も考えるようにといわれます。

そんなレッドとシービスケットが復活し、レースで見事に優勝するラストは、見ていて力が入り、
感動してしまいました。