小六になると、子供も土日に塾があるため、主に親の自分が各学校の説明会を巡りました。様々な学校説明会に申し込み、ほぼ毎週末、どこかの学校に行っていたような気がします。


人によってそれぞれ判断基準はありますが、私が重視したのは、

・自宅からの通学時間

・雰囲気が娘に合っていると直感的に思えるか

・説明会で学校生活についてキチンと話をしてくれるか

・設備の充実度合

という点でした。


 私立ですから、各学校に理念があり、まずはその話をする所がほとんどでした。その後、学校生活(学習内容、課外活動、部活動等)や進路指導等について話があり、最後に校舎見学を行うというのが一般的なところでしょうか。


 ほとんどの学校では工夫を凝らして様々な説明をしてくださいました。お陰で、色々学ぶこともでき、実際のところ、通わせても良いなと、ほとんどの説明会終了後に思ったものでした。しかし、中には、私個人の意見ですが、×を付けた学校もありました。一校だけでしたが。この学校の説明会に参加した後の私の感想(当時)は次のようなものでした。

・校長を崇める雰囲気

・学校生活の様子の説明が皆無

確か、学校説明会では、学校の理念について延々と話があり、その後、校長がいかに立派かを別の先生が延々と話をして終了し、校舎見学に移ったと記憶しています。学校での授業や課外活動、クラブ活動等について一切言及ありませんでした。ホームページを見ておけということなのでしょうか。


 この学校は、偏差値的にも高く人気校なので、私と相性が合わなかっただけかもしれませんが、全体に入学させたくないと思ったものでした。長女、次女合わせて三十校ぐらい説明会に参加しましたが、こんなことを思ったのは、この一校だけでした。基本的に、素晴らしい学校が多いという印象を受け、改めて中学受験の意義を感じたものでした。