小四の二月になると、塾は五年生クラスになります。二月一日から十日ぐらいまでは、六年生の入試で忙しいため、他の学年は自動的に休みとなり、必然的に暇な時期となります。宿題もなく、ともすれば全く勉強しない時期になります。
少し休ませるのもよし、今までの復習をするのもよし、と色々な学習が考えられます。我が家では、普段じっくり見ることのない理科の資料集や、社会の地図帳を見せたり、学習マンガを読ませたりと、少し落ち着いた時間を過ごしていました。
そして迎えた小五クラス。十日間程度の休みでしたが、授業の中身は変わります。小五の学習内容は、小四と大きく異なります。まず、
・難易度が上がる:小四もそれなりに難しかったのですが、次元が変わりました。
・量も増える:通塾日数が増える上に、宿題量も増えるため、こなすのが大変です。
・テキストからイラストが消えた:小四は「楽しませる」要素が含まれていましたが、 小五からは「そろそろ本気モード」が漂ってきます。
さすがに、テキストをすべてこなすことなど無理になってくるので、塾で言われたところを中心に解いていくことになります。それでもすごい量でしたが。そして、小四と違い、勉強の仕方や周囲の気合が大きく変わってくるのです。