1/6 第101装甲猟兵大隊<34年式特殊増加装甲>~ケルベロス 鋼鉄の猟犬より~ | 蜘蛛の目ブログ

1/6 第101装甲猟兵大隊<34年式特殊増加装甲>~ケルベロス 鋼鉄の猟犬より~

ウィルス性胃腸炎で、正月丸潰れ!!
改めまして、あけましておめでとうございます!
“コードネーム:おもちゃ王子”です。


昨年は・・・いや、昨年もと申し上げるべきでしょう。
更新頻度に難がありたいへん反省しております。
今年は、なんとか増やしたいと思っております。

さて、新年を迎えた『おもちゃ王子の蜘蛛の目ブログ』。
予告どおり↓
■1/6 第101装甲猟兵大隊所属隊員<34年式特殊増加装甲>
1/6 Kerberos Panzer Jager

HOTTOYS 1/6フィギュア。
からスタートでございます。


前回のロボコップから、コップ繋がりという事でございます。
しかし、全く。全くコップでない。
では何故、コップ繋がりなのかと申しますと・・・

ケルベロスは、押井守監督の“ケルベロス サーガ”に登場する部隊。
SF装甲服プロテクトギアを着用して戦います。
プロテクトギア(=特殊増加装甲服)でだいたい間違いありません

ドイツ勝利に終わった二次大戦後の日本。
武装化する反政府運動に、公安は警察内部に特機隊を設立。
軍隊に並ぶ武力で、暴徒をビシビシ排除する特機隊。
巷間噂して“地獄の番犬ケルベロス”。

治安が回復してゆく中、逆に世の目を引いたのが特機隊“ケルベロス”。
やがて彼らは、公安内部の権力争いに飲み込まれ・・・
といった物語。
これが、コップ繋がりの所以です。

ケルベロスサーガを語る上で欠かせないのがプロテクトギア。
様々なタイプが存在するようですが、下記2点の特徴があります。
・黒ドイツ
・赤い眼
そのインパクトにファンが群がります。

34年式特殊増加装甲は、プロテクトギアの始祖モデルになります。
ケルベロスサーガでも異色のラジオドラマケルベロス 鋼鉄の猟犬に登場。
ヒトラーの特別警護隊が使用。


二次大戦に作られたプロテクトギア。
“胸甲兵”の延長線上にある感じですね。
胸甲兵とは。
ヨーロッパに於ける戦争に銃が使われだした頃の、対鉄砲騎兵。
主に上半身に厚い甲冑を着こみ、馬を脚にして機動力を確保。
なるも、善戦空しく・・・甲冑はコレクターアイテムと化していく。(哀)

では、HOTTYOSの鎧観を見てみましょう~
■肘ガード

 三枚構成!!
 ゴムバンド連結で、肘の動きに追従。
 このサイズでは、妥当な選択でしょう。
 ヒンジ接続にしたら、強度がなくなりますね。
■左肩

 大型のアーマーは、ヒンジ接続!
 ご覧の通り、ある程度の動きに追従。
 実際、騎士の左肩・・・
 つまり利き腕でない動きの少ない方の肩には、
 大型部品が使われる事が多かったです。
 雑兵など、動きまくる人たちがどうだったかは調べませんでした


装備品は、流石もとミリタリー1/6メーカー。
全てご紹介すると長くなるため、かいつまんで↓
■弾帯

 背中の弾薬箱から生えてます。
 こいう所がハッキリしていると嬉しいですよね。
 弾帯のサイズとしては、若干小さいです。
 金属模型の弾帯(縮尺はより正確)をあてがってみたら、
 弾薬箱の出口が若干狭かったです。
■アンテナ

 金属製。
 根本がスプリングしてるので、折れにくいのが素敵。
 先端が針金まんまなので、顔を突かない様に注意しまくりましょう。
■ベルトで胸から吊るす!


MG34(デカイ銃)の保持に、新方式採用。
腕力のみってのはやっぱり無理あります。
これよりずっと小さな機銃でも二人がかりで運んだって、もと兵士のおじいさんが言ってました。
MG34は、二次大戦でドイツ軍が使用した高性能機関銃。
資料も残ってますが、残念ながら単身で操作できる代物ではありません。

事実はさて置き・・・これなら、ビジュアル的にOKでしょう。

■MG34の脚が可動!



開脚してスタンドになるだけでなく、画像の様にスイングしますッ。
スゲェ~。


■ちょっと気になる所も挙げきましょ~ォ

『細い』
 過去のプロテクトギアは、ゴツイのばかりなので、
 新鮮味という所ではいいかも知れないですが・・・
 普通の素体でもよかったと思います。
『足首が弱い』
 ボールジョイントなので、足関節を引っこ抜いて
 ごく少量の瞬間接着剤を垂らして強化しました。
 瞬着が乾くまでの10分程の間は、30~60秒おきにグリグリ動かしつつ
 接着されないように頑張りましょう。
 気を抜くと、完全接着される場合が殆どです。

 ABS樹脂のみを使用したボールジョイントで、
 一時のPVCとABSという最悪のカップルからは進歩。
 でも、ボール受けが薄い。結局緩んじゃいますよ・・・
『その他』
 ・顔、メットの固定が曖昧で、グニグニ動いてストレス。
 ・MG34のグリップが短い(手の半分くらいしかない)
  カッチリとハマってこその玩具。
  このメット、MG34は、実在の武器。
  縮尺を正確にしたかったんでしょうか???
  ともかく、肝心のフィギュアにフィットしないんじゃあ・・・
  ムッチャ許さんよな~。

  上記二点!!
  現在改修中です。
  その結果はいずれお目にかけますッ。


では、総評といいますか・・・
■動く!!鎧にしては動くゾォ~



 いい表情!
 表情出してこぅ!表情!
 アクションフィギュアは表情です。

 胸甲は、三分割のヒンジ連結。
 胴の前後の動きが出せます。
 西洋甲冑は、胸甲が一枚続きののばかりですが、
 分割されていると、TOYとしての遊びが出て素敵です!

■後姿

闘う“漢”の背中に哀愁・・・私も背負いたいなァ、背中に哀愁。
では、また!!

Ps.額の増加装甲は、個人的恰好により外してあります。


■次回は・・・

超久々のG.I.Joe!!
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