映画トランスフォーマー感想文 | 蜘蛛の目ブログ

映画トランスフォーマー感想文

映画トランスフォーマー!!

メカデザインを見た感じ、正直残念感を拭えませんでした「トランスフォーマー嫌いな人達が作ったな」と。が・・・「観たいよパワー」がそれを上回り映画館に脚を運んでおりました。ところで、申し訳ないんですが「ネタばれ無し」でクールに書こうとしましたが難しく、時間も無く・・・未見の方、これより先はご遠慮下さい。ごめんなさい~!!

主人が人間なんですよ!地球の先を決めるのはあくまで「人」。それも、人間側フォーマー【オートボット】のお膳立てで「さ、最期の仕上げは君の手で」というやり方じゃない!オートボットと人間が各々で地球を守ろうと行動!トランスフォーマーに比べたら蟻の様な存在が、しっかりと自分の意思で行動する姿が気持よかったです。自分はすぐ人様の意見に翻弄されてしまうので、観ていて「おおぉ~勇気が湧いてくるぞッ」と言う映画でした。トランスフォーマー&人間が、各々バラバラに計画たてるもので、「相談しなよッ」とも思いますが・・・オートボット&人間の意志の力が自然に合流して「流れ」を掴む辺が「時代はこうやって動くのかッ」でした。ヒロインも助け要らずでカッケぇです、妙に色気があって凄く気になります・・・恋?

当店お勧めトイ「ボーンクラッシャー」も登場!予告ラストでオプティマスに挑みかかる薄茶の悪魔!見上げでのトランスフォームはやはり圧巻。走行中に軍用車からトランスフォーム、脚から火花をジャージャーと垂れ流し追っかて来る様は正しく「悪漢」!!トイもシリーズ中最高の再現度です。映画を見終わったらボーンクラッシャーのトイをお土産にどうぞ!

戦車「デバステイター」のワンマンアーミーっぷりも凄く良かったです。もっとも、映画がいいので主人公側に感情移入して鑑賞するものですから「しぶとい奴だのぉ」ですが。誰の援護も無く、打たれても打たれても、ただ黙々と主人公達を追いつめる姿が素敵です。西部劇で見かけるタイプです、何だか好きですねぇ。

アニメとはかけ離れたデザインのロボ達ですが、性格や人間との絡み方、巨体に似合わぬ重厚ながらも軽やかな動き・・・オリジナルへの敬意を感じました。

突っ込み所は多数あれども、モチーフ作品のテーマを押さえる事で「映画トランスフォーマー」として成立できちゃうんですねぇ!!!そして勇気の湧いてくる映画でした。勇気が出るのはいいとして、何をすればいいんだ・・・。
(honmou)