2022年9月10日日本人大会ボンバーズ戦 | タイ・バンコク・ソフトボールチーム「SPIDER」

タイ・バンコク・ソフトボールチーム「SPIDER」

タイ、バンコクで活動するソフトボールチーム「SPIDER」です。
野球またはソフトボール経験者の入部を随時募集しています。
興味のある方はtakashi.u.1112@gmail.comへご連絡ください。

10-1で勝ちました!
決勝進出です。


決勝トーナメントは緊張感があります。

SPIDERは新入部員が増えましたが、
初の決勝トーナメントで雰囲気の違いを
感じていました。

試合前練習でも一試合目の
ヒリヒリする展開を見て
正直、練習どころではありません。。

ちなみにこのメッツ対アパコパ戦は
1対1でした。

同点のため、じゃんけん。
これで決勝進出が決まります。

ベンチ入りする前のSPIDERも
ざわつきます。

「これ、超責任重大じゃん」
「ウチだったら誰が行く?」
「絶対行きたくねぇ。」
「監督かキャプテンだろ?」
「7543じゃね?」

じゃんけんが始まるぞ!
と視線を向けたら、ん?
見覚えのあるユニフォーム…

何故か7543がいました。。

そして結果はアパコパが決勝進出。

エキサイティングシートで見て
ご満悦のようで
7「緊張感あって、おもろかったわー!」
とのこと。

皆の緊張を和らげました。

そして試合開始。
先頭はカツさん。

追い込まれるまで見ていくよう
指示がありました。

出だしが大事。
ベンチも緊張感が漂います。

カツさんが2,3球見逃したところ
7543より
7「お前、GoProで試合撮れよ。」
ブ「そういえば預かってないですね。」
7「ん?あいつ忘れたんか?」
7「カツ!GoProは!?」
カ「忘れた!」

打席に入ってるのに普段の感じで
ベンチを和ませます。

その甲斐あってか、小泉くんの
ホームランを含めて初回に7点取りました。

また高木さんも低めピシャピシャの快投。

最終回までゼロ行進です。

GoProもないし、点差も離れたので
ブログ係はとある方と話してました。
もしSPIDERへの移籍となったら
投打で最強チームになります。

しばらく話しているとキャプテンから
キ「ブログ!バット振っとけ。」
ブ「え!?」

まさかの代打起用でした。
同じタイミングで相手ピッチャー交代。
左のピッチャーです。

これは個人的には大チャンス。
何故なら、私の父は左投げです。
幼い頃から左ピッチャーを打っており
場数が違います。
左はカモ。
自分はSPIDERの大道です。

しかし初球を見逃した時に
私は気づきました。

下投げの左、エグい。
めっちゃ高速で低めから高めに
浮き上がってきます。

バットに当たっても振り遅れで
一塁ベンチへのボテボテファウルが限界です。

1,2の3で振ったらどん詰まりの
ピッチャーゴロ。

自分の鈍足もあり、ゲッツーチェンジ…
悪い流れで最終回の裏を迎えることに
なってしまいました。

そして6打数3安打、打率5割へ降格です。

お役御免の為、ベンチで打席を
振り返っていると
キ「そのまま守備につけ!」
ブ「え?」

レフトに向かいます。
カ「お前レフト入んの?」
  「リエントリーじゃねえの?(苦笑)」
ブ「…」

同じ気持ちですよ、カツさん!

代わったところにボールが飛ぶとは
よく言ったもので、原さんの時には
レフトへの打球を見てない気がしますが、
2回も飛んで来ました。

1回目はレフト前ヒット(異論あり)、
そして2回目はエラーで失点。

そして監督が出てきて、守備交代。
屈辱です。

そのまま試合終了。

決勝へ進んだものの個人的には
気分が晴れませんでした。

なのでツルさんに確認しました。
-試合後-
ブ「なんでボクを守備につかせたんですか!?  
  (逆ギレ)」
ツ「あの…、その…」
  「経験…積ませてあげようと思って。。」

ツルさん、すいませんでした。
練習します!

これは申し訳ないな、と反省しました。

ふと前に目を向けると
締めに丼ものを2つ食べる
いつものカバさんが私に笑顔をくれました。