11-10で勝ちましたー!!
スコアをあらためて見直すと
とても危ない試合でした。
実は会場に到着した時に事件が起きました。
「エースが来れなくなったらしい。」
「??」
「へ?」
「それは今日じゃなくて次でしょ?」
メッツ戦がヤマ場だと考えていたので
これはSPIDERにとって痛手です。
そこへキャプテン到着
キ「今日はエースが急遽来れなくなったんで
津田さん宜しくお願いします!!」
津「えー。それ、もっと早く言ってよー。」
キ「昨晩伝えるか、直前に伝えるか悩んだけど
直前にした!」
津「なんでよー。もう。」
「ストライク入れば良いよね?」
なんだかんだ津田さんは嬉しそうです。
津田さんに託したのに
試合前のキャッチボールでは
何故か皆、下から投げる状況。
もう手遅れですが、変化する状況に
即応するのは海外生活の基本です。
不安な状況の中、試合開始。
初回に3点先制し、裏は1点返されましたが
上出来です。
-ベンチにて-
津「毎イニング3点取ってね。」
皆「毎回ですか!?」
津「オレ打ちたいのに今日打てないんだもん。
その分打ってよー。宜しく!」
今日のエースからのプレッシャーからか
そのあとから4回まで無得点。。
しかし4回裏まで終わって3-2です。
津田さんナイスピッチです。
このナイスピッチには想像だにしない
投球術がありました。
それは、これです。(下投げで。)
この前、伊藤大海が津田さんを真似しました。
(津田さんが多田野を真似した説あり)
【投球術】
①2ボールになるまでは普通に投げます。
※それまでにストライクを稼げるとなお良い
②ストライクゾーンへ伊藤(多田野)します。
③バッターが待ちきれず内野ゴロになります。
④①に戻ります。
なお5回表に津田さんの期待通り3点を取り
6-2と突き放します。
しかし5回裏で投球術が崩れます。
伊藤(多田野)をしたところ、
まさかの満塁ホームランで6-6の同点…
あの投球術は2周目には通用しませんでした。
こういう時こそ気合いが入るのがSPIDER。
6回表に5点取りました。
11-6で再度突き放します。
しかし今日のエースも疲労からか苦しみます。
最初は5点あるので、
「ランナー背負ってからアウトを取るなんて
山﨑康晃並の劇場型投球だなー」
なんて余裕で見てました。
ところがジリジリ詰め寄られます。
気づいたら11-10で1点差、
かつランナー2,3塁でサヨナラの大ピンチ。
何球か放ったあとに
「もう津田さんには任せられない!!」
と言わんばかりのキャッチャー小泉くんによる
2塁への鬼牽制で試合終了!!
(ベースカバーに入った平さんも完璧!)
まるで優勝したかのように盛り上がり、
逃げ切れました。
-試合後-
ブ「津田さん、ナイスピッチでした。」
「津田さんならやってくれると
最初から思ってましたよ。」
津「…」
無言で歩いて行っちゃいました。
津田さんを褒めるのは難しい…
1年半前のこの日を思い出しました。。