HbA1c とは直近2ヶ月の血糖値の状態を表す数値らしく、私は正常値の三倍あった。

血糖値は直前に食べたものに影響されるので、HbA1cの値が高くないか?が重要らしい。

高血糖状態がいったいいつからはじまったのか?はわからないけど、初めて痩せたねって言われたのは年末だったので、それ以前からかなーと。数ヶ月にわたって高血糖状態だった、それを教えてくれたのがHbA1cなのだ。

初診で糖尿病と診断され、普通なら即入院って状況なのに、帰る時に注意された事はたったの二つ。

脱水に気をつけて水分補給をしっかりする事。

その際飲み物は無糖のものである事。

生活習慣の問診でサイダーをよく飲むと書いていたので、先生は付け加えてこう言った。

「サイダーは今のあなたには命を削る飲み物ですよ」

ガーンガーン

さよならオランジーナ
さよならカルピスソーダ
さよなら三ツ矢サイダー

今まで私の喉を潤してくれてありがとう・°・(ノД`)・°・

これから私の相棒はルイボスティーと麦茶よ( ̄∇ ̄+)

金曜日に初受診して、土日を挟んで月曜日。早速眼下を受診し、眼底検査を行った。幸い出血はしておらず、3ヶ月後にまた来てね!との事だった。目は失いたくないので、絶対来ます!と心に誓う。

その足で、再びクリニックを受診し、検査結果を聞いた。

なんと、抗GAD抗体に陽性反応がガーン
しかも2000以上⇧って振り切れてる汗

この抗体が示す病名は

1型糖尿病

原因は不明と言われていたり、ウィルス感染と言われていたり、今研究が進められている病。
発症例は10万人に1人か2人と言われている。小児に発症が多い事から昔は小児糖尿と言われていたらしい。

自分を守るはずの免疫が自分の膵臓を攻撃して、インスリンが出なくなって行く病気。

検査の結果から、まだ私の膵臓はインスリンを少し出しているらしく、膵臓が完全に機能しなくなっているわけではないが、今後自己インスリンはどんどん減っていくとの事。
すぐにインスリン注射が必要で、それは一生続く。

ショックだった。

運動したり、食事管理を頑張ればよくなるって思ってた。

どんなに運動しようが、食事管理しようが、私はもう一生満足な量のインスリンを分泌する事は出来ない。

健康な人は、食べた分に合わせてインスリンを分泌出来る、言わばオートマカー車
私は自分で調整するMT車アセアセ

出来るのかな?実際の免許もAT限定なのに(´□`。)

そして、この日から血糖値自己測定、インスリン自己注射が始まった。

インスリン自己注射は思っていたより痛くなかった。
血糖値測定はちょっと痛い。(><;)

とりあえず、朝食前と夕食前の二回測定をするように言われ、インスリンはトレシーバ4単位を朝一回打つように指示された。

毎日忘れないようにアラーム設定をした。