こんにちは
管轄の児童相談所に
愛の手帳（療育手帳）の
申請に行ってまいりました。
普通に生きていれば
おそらく足を踏み入れることは
なかったであろう
児童相談所という施設。
私の内心は、不謹慎にも
「どんな所なんだろう」と
好奇心が勝っていました。
予約の時間、受付の人に言われて
ロビーで待っていると
担当者という女性が4人あらわれて
ご挨拶をいただきました。
心理指導担当という若い女性2人と
事務手続き担当の年配の女性2人。
受付の人も担当のみなさんも
いい意味でイメージとちがい
親切で優しい雰囲気で安心
会議室に通され、まずは
持参した書類のチェックから。
私は事前に電話で言われた通り
アサくんの顔写真と
マイナンバー記載の住民票、
私の免許証のコピーと
愛の手帳の申請書を持参しました。
事務担当の女性の顔を見て
ギャン泣きのアサくん
ベビーカーから抱っこ紐に
うつしてあやします。
電車で寝てきたので
コンディションは悪くないはず。
すぐに泣き止みました。
書類のチェックが済むと
心理指導の担当さんが現れて
別室のプレイルームに
通されました。
絨毯が敷いてあって
アサくんを寝ころばせました。
するとアサくん、
まさかまさかの
四肢とベロをだらんと伸ばし
うつろな目で一点を見つめています。
私が危惧していたのは
①人見知り＆場所見知りで
ギャン泣きし判定不能
②意外と平気で実力を発揮してしまい
手帳が発行されない
（1歳時点でひとり座りできると発行されない説があり）
のどちらかでした。
そう、今回の母の狙いは4度（軽度判定）。
手帳が発行されさえすれば
目的は果たされるのです。
あ、そういうかんじ！？と
思わず心の中で突っ込まずに
いられませんでした。
母の思いを汲みすぎたのか
必要以上に重度を装うアサくん。
恐ろしい子！！！
遠城式発達検査の
チェックシートに則って
発達心理士さんからの
聞き取りに応じる母。
アサくんの渾身の演技に
便乗してやや控えめに
回答しました。（嘘はつかない）
その間アサくんは
相変わらず脱力しながらも
たまに下半身を左右に
ひねって見せてはすぐに諦め
「ぼくって寝返りもまだ
満足にできないんですぅ
」と
言わんばかりの
体当たりの演技を続行。
（聞き取りで「寝返りはできる」と
ちゃんと答えました）
プレイルームはちょっとだけ
変な空気に包まれました。
アサくんもう大丈夫よ
担当さんたちきっと迷ってるよ
3度にしようか4度にしようか
「離乳食はもう始めてますか？」
「腹ばいで上半身を手のひらで
支えるのはまだ難しいですよね？」
そう聞かれるとおかしくて
アサくんを見るとまだ演技してて
それがもっとおかしくて
笑ってしまいました
「さすがに家では
もうちょっと元気です、
手のひらで身体起こせるし
離乳食もいっぱい食べてます」
と母、暴露
心理士さんたちも心なしか
ホッとしたお顔されてたような。
それでもやや控えめに答えていると
（嘘はつかない）
運動は6ヶ月、社会性は8ヶ月
言語は8.5ヶ月と出ました。
後から自己診断すると
運動は8ヶ月、社会性は12ヶ月
言語は11ヶ月程度と出ました。
運動がんばろう！！
ちなみに、ユウちゃんが
1歳なりたての頃を思い出すと
移動運動は月齢どおり。
手の運動、社会性、言語の発達は
今のアサくんよりも遅いです。
そこからよく追いついたもんだ…
（対人関係の発達以外はほぼ追いつきました。）
検査が終わり心理士さんたちが
退室すると、途端に精気を取り戻す
アサくん
クルッと寝返りして見せます。
悪いやつです。
あらよっと
次の医師の診察まで
少し時間が空きそうだったので
置いてあるおもちゃを
使わせてもらうと
手を叩いて喜ぶアサくん
悪いやつです。
おもちゃにも飽きて
触れ合い遊びをしていると
しばらくして医師が
入ってきました。
精神科の女医さんで
威圧感のない優しそうな方。
安心しました。
出生後のことや
心室中隔欠損の治療について
その他に重篤な合併症がないことなど
ヒアリングしていると
ようやくアサくんが
皆さんの前で寝返りを披露しました
寝返りに対して
「おお〜！すごい」と
褒めてもらってご満悦のアサくん。
おもちゃを持たせてもらって
ふりふり遊んでは
また「おお〜！！」と
褒められニコニコしていました。
女医さんがタイプだったのかも。
ひと通り聞き取りが終わると
医師から「人見知りも成長の証
ということで今回は愛の手帳4度、
軽度の判定とさせていただきます。」
とお話がありました。
母は満足でございます
カードタイプを選んだので
1ヶ月〜1ヶ月半で発行され
自宅に届くとのこと。
届いたらどこ行こう、何しよう、
休日は車で出かけることが多い
我が家は手帳を持ってるだけで
受けられる恩恵がまぁまぁ
ありがたいです。
それでは