■有名な「Take Five」は、４分の５拍子、♭は６個です…。

ジャズには難しい曲はありません。   


なくはないんですが、クラシック程曲の難易度に幅がないという事です。   

ジャズにも「Spain」や「Giant Steps」など難しい曲はありますが、アレンジして簡単に弾く事ができます。



今、ある生徒さんは「Take Five」という有名な曲を練習しています。

この曲をご存知の方も多いと思いますが、４分の５拍子です。

しかもキーはE♭マイナー。変ホ短調で、♭は６個です…。


これを、半音上げてEマイナー（ホ短調）の＃１つのキーに移調しています。

このキーの方が断然簡単ですからね。   



このように、ジャズには難しい曲はなく、


「難しく弾く方法」
「簡単に弾く方法」


があるだけです。   



キーがD♭（♭５つ）で、
コードが２拍ごとに変わり、
ジャズとラテンの２つのリズムが使われていて、
テンポが３５０の曲

こんなのは絶対難しいと思います。   

これを、


半音下げのCのキー（♭、＃なし）にして、
コードを４拍ごとに変える形にして、
リズムはジャズのリズムだけにして、
テンポは７０のバラード曲に


というようにアレンジすればかなり簡単になります。   


難易度なんて簡単に変えられます。
ジャズは自由にアレンジを加えちゃっていいんですね。


こういった部分はクラシックではありえないでしょうね。

作曲者の意図もあったもんじゃありません！（笑）

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