■講師プロフィール | 60代からのジャズピアノ。【オンラインレッスン可、初心者、シニア対象。脳トレ・認知症予防コース有り。】

■講師プロフィール

日々流れて行く日常の生活に、ほんの少しだけ人生に「彩り」を添える「スパイス」を提供するお仕事をしております、  

「音楽本舗すぱいす」の秋谷 学です。  



教室のコンセプトは、  

「宿題はなし、ゆっくりあせらず。日々の生活に音楽のスパイスを。」  


音楽なんて所詮「音楽」。あなたの人生の主役は、「あなた」であり、「あなたの家族」であり、生きていくための衣・食・住を確保する「仕事」であり、それに伴う環境や人間関係が私達の「世界」です。  

その「世界」では、音楽なんて脇役にすぎません。あくまでも主役は「あなた」です。私はその脇役として、あなたをさらに美しく彩る「スパイス」を、レッスンを通じて提供させて頂いています。

ちょっと長くなりますが、自己紹介をさせて頂きます。もしレッスンを受けてみたいと思っても、どんな先生か不安ですよね?   






秋谷 学(あきや・まなぶ) 
1976年8月30日生まれ 千葉県柏市出身  

2001年、バークリ-音楽大学卒業。
ジャズピアノ教室「音楽本舗すぱいす」代表。  

父親はクラシックギタリスト、叔父はプロのラテンギタリストであったこともあり、幼少から様々な音楽に触れる。4歳からクラシックピアノ、エレクトーンを習い、チューバ、ユーフォニウム、ギター、ベース、ドラム、パーカッション等、様々な楽器に親しむ。

映画音楽、CM音楽、企業PV、プラネタリウム、各種展覧会、劇団BGM、店舗用BGMなど多方面への楽曲提供や編曲にも携わる。  

2005年、ジャズ理論・作編曲を主とした音楽理論専門教室を設立。

その後、 主婦の方/初心者の方の為のジャズピアノクラスを開設し、2010年「音楽本舗すぱいす」に改名。在籍生徒数83名。(2016年2月現在。)


年間100回近くの演奏活動の他、ピアノ講師向けの楽譜・各種教材販売、セミナー開催、ピアノ教室経営のコンサルティングも行っている。      



少々長くなりますが、私がピアノの先生になるまでのいきさつをご紹介致します。  


私は2001年にアメリカ、ボストンにあるバークリー音楽大学を卒業し、2005年、本格的にピアノ講師業の道に入りました。   
 

 
在学中は作曲、編曲、音楽理論を学び、私の専門は BGM(特に映画音楽)作曲です。本格的にピアノ講師業の道に入る前はフリーの作・編曲家でした。  

「フリーの作・編曲家」なんて聞こえはいいですが、恥ずかしい話、それだけでは全く生計を立てられず、帰国後数年は焼き鳥屋のアルバイトもかけもちしていました。   

大学では映画音楽作曲、編曲、理論が専攻でしたので自然と作・編曲家の職を選んだ訳ですが、コネも実績もない私にとっては辛い日々が続きました。   


アメリカの大学は5月卒業。日本の就職システムと根本的に時期が違うんです。   

どこか会社に入ろうとしても時期が時期ですから、中途採用で入社するならば経験や実績のある即戦力が求められます。でも私は卒業したばかりです。音楽業界の現状も知らない、コネも実績もない、経験もない私はまったく即戦力にはなりません。中途採用で採用されるのはほぼ不可能でした。   


そんな当時の私の生活は、とにかく音楽制作会社に作曲した自作曲デモと履歴書を送り続ける日々でした。   

他にも、インターネットで見つけた作・編曲家を募集している会社、ドラマや映画のエンドロールに出てくる音楽制作会社など、とにかく音楽に関わりの持つ会社にデモと履歴書を送りまくるという、そんな生活が1年以上は続いたでしょうか。

しかし結果は惨憺たるものでした。それでもなんとか1社引っかかり、その会社を通じていくつかの仕事はしました。   

その他にも、知り合いを通じて大手出版社 T 版印刷、大手パソコンメーカーN 社など日本を代表する超大手の会社の仕事、また松方弘樹や哀川翔が出演する映画に曲を提供した事もありました。
 
「すごいじゃん!」と言われた事もありましたが結局立場はフリー。しかも私のようなペーペーのギャラは激安。高校生のアルバイト並かそれ以下です。そんな金額では生活なんて到底できません。かといってギャラの安さを理由に断ると、   

「じゃあ他の人に当たるからいいよ」   

といった具合です。 ギャラが安くてもやれば少しは入るし、もし断ったら収入はゼロです。それに、この仕事をやれば一つ実績も増えるという事で、どんな仕事も断らずに引き受けました。

とはいってもフリーですから仕事がある時はあるし、ない時はないんです。もちろん仕事がない時の収入はゼロです。こんな状況でしたので、アルバイトをせざるを得なかったのです。   

音楽専門学校の先生の職にも応募をし、どこで繋がっているかわからないという事でタダの仕事もたくさんしました。しかしそれも全てダメ。結局安定した仕事に繋がる事はありませんでした。   


この頃の日々は、それはそれは過酷な日々でした。基本的には焼き鳥屋のアルバイト、仕事の依頼が入っている間は、明日中に10曲提出なんて事もめずらしい事ではなく、ギャラに見合わない仕事量の多さで、昼も夜もなくずっと楽器とパソコンの前に座りっぱなしです。
  
 
ある時、仮眠をとって5時半に起きました。   
 
目覚めると空は薄暗くなっていました。    
 
「今は朝の5時半?夕方の5時半?」   
 
本当にわからなかったんです。テレビを付けてすぐに確認はできましたが、これには自分でも驚きました。     

「昼も夜もなく、寿命を燃やして仕事をしている」  
 
そんな感覚でした。  

DTM
当時の仕事場風景です。



私は小学生の頃から映画音楽作曲家になるのが夢でした。

小学校4、5年生の頃、やっとビデオレンタル屋が普及し始めた頃でした。週に何度もレンタル屋に通い、映画のサントラCDを借りまくっていました。

当時は1週間レンタルはなく、当日か2泊3日でした。安い当日レンタルでよく借りたので、その日のうちに返却しなければなりませんよね。なので1日2回お店に行く訳です。本当によく通いました。

そんな映画音楽作曲家を目指した私は、その夢を叶えたと言ってもいいかもしれません。
  
 
自分が作曲した曲を映画館で聞いた事もありますし、先述した通り、松方弘樹や哀川翔が出演する映画に曲を提供した事もあります。自分が作曲した映画はTSUTAYAに置いてあるものもあります。   
 
でも、なんだか腑に落ちない自分もいました。   
 

「自分が目指していたものってはたしてこれなのか?」 
「映画音楽作曲家ってこれなの?」   
 

当時の私の生活といえば、ギャラの安さによる生活の不安定さと、それを補う焼き鳥屋のアルバイトに依存する生活です。そのアルバイトも仕事中は立ちっぱなし、帰宅は日付が変わってから。そして、こういった生活に対して葛藤する自分。   
 
そんな日が続き、ついには入院までしてしまいました。急性胃炎、原因はストレスでした。 

入院してしまいましたが、4日で退院できました。本当に健康の大事さやありがたさが身に染みました。    

退院から少したった頃、あるきっかけがあってピアノの先生業一本に絞る事になります。知り合いの音楽教室から、 ジャズピアノを教えてほしい という話があったんです。   


私の専門は映画音楽作曲、編曲、理論ですが、ピアノは4歳からやっていたし、大学がジャズ系の学校だったので、ジャズピアノやジャズ理論、練習法なども勉強してきていました。こんな私でも、初心者の方なら教える事はできるだろうと思ったのです。   

私はこの話を引き受け、このきっかけが元で今に至ります。 
 
でもピアノの講師を始めた当初はもちろん生徒さんは1人、そこからピアノの先生の道はスタートしました。 
 

でも、この頃はまだ作・編曲家として生きていくんだ!と思っていたので、レッスンは本格的にはやってはいませんでした。もし作曲の大きな仕事が入ってしまったら、レッスンの方がおろそかになってしまうと思ったのです。
  
 
でも、始めたばかりのこのレッスンで「発見」「感動」といった、心が動かされた感情の変化があったんです。


作曲の仕事はずっと1人で昼も夜もなくずっと楽器とパソコンの前に座りっぱなしです。声を発する事もなく、誰かと話す事もなく、ただ黙々と1人で作業をしていくんです。
  
 
私が提供する曲はBGMです。展示会や映画制作発表会、プラネタリウムや企業PVや店舗用BGMなど、主役にはならない音楽です。しかもこういった音楽は「消耗品」です。特に展示会や映画制作発表会で使われるBGMの役目はただの一回きりです。   
 
魂をすり減らして生み出した、言うなれば「我が子」が一回きりで役目を終え、その後はどんな扱いを受けるのかがわかりません。「我が子」が収録されたCDは即廃棄かもしれません。   
 
これに対して、レッスンは対・「人」なんですよね。   


練習会が終わって。

 

話もするし、表情が見えます。上達していく様子も見る事ができるし、生徒さんから「ありがとうございます」という声も頂けます。人と接してきていなかった私にとってレッスンはとても楽しく、人の温かみを感じる事ができました。  

それに、生徒さんからすれば、上達や知識の習得に必要なのは先生である私です。自分の存在意義というものがすごく感じられました。「自分は必要とされているんだ」というふうに。   
 
作曲の仕事の時は、「いやならいいよ、他にもいくらでもやりたい人はいるから」というようなスタンスでしたが、それとは真逆ですよね。    


人との触れ合いの中で人の温かみを知り、自分の存在意義を見つけてしまった私は、小学生の頃から夢だった「作曲家になる」という夢を断ち切るのに躊躇はありませんでしたし、それは今でも後悔していません。

結局「人」なんですよね…。

こうして私は作曲の仕事を辞め、レッスンを本格的に始める事になったのです。日々、たくさんの生徒さんと一緒に音楽を勉強しております!




















千葉県柏市
初心者/主婦の方のためのジャズピアノ教室「音楽本舗すぱいす」


【住所】千葉県柏市柏5-8-6 柏央ビル1F
【営業時間】10:00~22:00(定休日なし)
【電話番号】04-7166-2324 (レッスン中ですと出られない場合があります)
【無料駐車場3台分あり(車高、車幅制限なし)】

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