■ジャズって敷居が高くておしゃれなイメージがありますが、実は…。 | 60代からのジャズピアノ。【オンラインレッスン可、初心者、シニア対象。脳トレ・認知症予防コース有り。】

■ジャズって敷居が高くておしゃれなイメージがありますが、実は…。

つい先日、生徒さんと話した内容です。   


「ジャズとは何か?」   


答えのない深い話題ですが、ジャズ好きの我々二人がお互い一致したのは、「ジャズ」という音楽そのものが好きなのはもちろんですが、それよりはむしろ、ジャズという音楽を取り巻く環境や状況も好きなのではないか?という事です。例えば、   


「ジャズが流れるお店の雰囲気が好き」 
「好きなお店はジャズがBGMのお店」 
「お酒と共に聴くジャズは格別」 
「『好きな音楽はジャズ』と言える自分が好き!」 
「ジャズバーで1人でカウンターで飲んでいる『自分』がカッコいい!」   


当時高校生だった私がジャズへのめり込んだきっかけは、   


「友達がJポップやロックのコーナーを見ている中、自分だけジャズのコーナーでCDを吟味したい」   


というものでした(笑)。その後は音楽的な部分に惹かれて行きましたが、最初のキッカケは「ただカッコつけたい」だけだったんです(笑)!   



私が思うに、ジャズという音楽が自由であり、演奏する人によって曲の雰囲気が極端に違ったり、あまり上手い下手を重視しないというような理由は、そういう所にあるのかなと。   

つまりジャズという音楽は、「それそのもので成り立つ音楽」のではなく、演奏される場所や状況、演奏する人、それを聴く観客、そしてそこにはいつもお酒、といったような音楽以外の要素も含めて「ジャズ」と呼ぶのではないかという事です。  

もっと言えば、ジャズとは音楽そのものを指しているのではなく、「その人の哲学や流儀」、「ライフスタイル」といった「アイデンティティー」を指しているようにさえ思えます。



ジャズはその昔、地域によっては売春宿や低所得者層が集まる飲み屋、または、たばこの煙やドラッグやお酒でまみれた狭いジャズバーなどだけでしか聴けないという時代がありましたが、今は「ジャズ」というと、敷居が高くてちょっとおしゃれなイメージがありますよね。   


本当に様々なものが今までにないすごいスピードで変化している現代において、「ジャズ」という音楽そのものや「ジャズという音楽をとりまく環境や価値観」も例外なく変化して行く事でしょう。   

ジャズも含めて、これからの世の中の変化が楽しみです。


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