■ジャズって敷居が高くておしゃれなイメージがありますが、実は…。
つい先日、生徒さんと話した内容です。
「ジャズとは何か?」
答えのない深い話題ですが、ジャズ好きの我々二人がお互い一致したのは、「ジャズ」という音楽そのものが好きなのはもちろんですが、それよりはむしろ、ジャズという音楽を取り巻く環境や状況も好きなのではないか?という事です。例えば、
「ジャズが流れるお店の雰囲気が好き」
「好きなお店はジャズがBGMのお店」
「お酒と共に聴くジャズは格別」
「『好きな音楽はジャズ』と言える自分が好き!」
「ジャズバーで1人でカウンターで飲んでいる『自分』がカッコいい!」
当時高校生だった私がジャズへのめり込んだきっかけは、
「友達がJポップやロックのコーナーを見ている中、自分だけジャズのコーナーでCDを吟味したい」
というものでした(笑)。その後は音楽的な部分に惹かれて行きましたが、最初のキッカケは「ただカッコつけたい」だけだったんです(笑)!
◆
私が思うに、ジャズという音楽が自由であり、演奏する人によって曲の雰囲気が極端に違ったり、あまり上手い下手を重視しないというような理由は、そういう所にあるのかなと。
つまりジャズという音楽は、「それそのもので成り立つ音楽」のではなく、演奏される場所や状況、演奏する人、それを聴く観客、そしてそこにはいつもお酒、といったような音楽以外の要素も含めて「ジャズ」と呼ぶのではないかという事です。
もっと言えば、ジャズとは音楽そのものを指しているのではなく、「その人の哲学や流儀」、「ライフスタイル」といった「アイデンティティー」を指しているようにさえ思えます。
◆
ジャズはその昔、地域によっては売春宿や低所得者層が集まる飲み屋、または、たばこの煙やドラッグやお酒でまみれた狭いジャズバーなどだけでしか聴けないという時代がありましたが、今は「ジャズ」というと、敷居が高くてちょっとおしゃれなイメージがありますよね。
本当に様々なものが今までにないすごいスピードで変化している現代において、「ジャズ」という音楽そのものや「ジャズという音楽をとりまく環境や価値観」も例外なく変化して行く事でしょう。
ジャズも含めて、これからの世の中の変化が楽しみです。
「ジャズとは何か?」
答えのない深い話題ですが、ジャズ好きの我々二人がお互い一致したのは、「ジャズ」という音楽そのものが好きなのはもちろんですが、それよりはむしろ、ジャズという音楽を取り巻く環境や状況も好きなのではないか?という事です。例えば、
「ジャズが流れるお店の雰囲気が好き」
「好きなお店はジャズがBGMのお店」
「お酒と共に聴くジャズは格別」
「『好きな音楽はジャズ』と言える自分が好き!」
「ジャズバーで1人でカウンターで飲んでいる『自分』がカッコいい!」
当時高校生だった私がジャズへのめり込んだきっかけは、
「友達がJポップやロックのコーナーを見ている中、自分だけジャズのコーナーでCDを吟味したい」
というものでした(笑)。その後は音楽的な部分に惹かれて行きましたが、最初のキッカケは「ただカッコつけたい」だけだったんです(笑)!
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私が思うに、ジャズという音楽が自由であり、演奏する人によって曲の雰囲気が極端に違ったり、あまり上手い下手を重視しないというような理由は、そういう所にあるのかなと。
つまりジャズという音楽は、「それそのもので成り立つ音楽」のではなく、演奏される場所や状況、演奏する人、それを聴く観客、そしてそこにはいつもお酒、といったような音楽以外の要素も含めて「ジャズ」と呼ぶのではないかという事です。
もっと言えば、ジャズとは音楽そのものを指しているのではなく、「その人の哲学や流儀」、「ライフスタイル」といった「アイデンティティー」を指しているようにさえ思えます。
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ジャズはその昔、地域によっては売春宿や低所得者層が集まる飲み屋、または、たばこの煙やドラッグやお酒でまみれた狭いジャズバーなどだけでしか聴けないという時代がありましたが、今は「ジャズ」というと、敷居が高くてちょっとおしゃれなイメージがありますよね。
本当に様々なものが今までにないすごいスピードで変化している現代において、「ジャズ」という音楽そのものや「ジャズという音楽をとりまく環境や価値観」も例外なく変化して行く事でしょう。
ジャズも含めて、これからの世の中の変化が楽しみです。