■「あなたのピアノ嫌い！誰に習ったの？専攻は何？」

昨日、「音楽は、結局はその人の好み」という内容の記事を書きました。  

私は週に２回、レストランBGM演奏の仕事をしています。  

あるお客さんから、  

「あなたのピアノ素敵ね～！落ち着いた音で聴き入っちゃったわ！」  

という、超嬉しいお言葉を頂きました。  

このレストランには私を含め５人のピアニストが在籍しています。曜日ごとに担当のピアニストがいるんです。

全てのピアニストの演奏を聴いた事がある常連の方のアンケートには、

「全てのピアニストの演奏を聞きましたが、今日のピアニスト（私の事）が一番よかったです」

と書かれた事もありました。

でも一方で、過去には「あなたのピアノ嫌い！」と面と向かってはっきり言われた事もありました。「あなた大学はどこなの？」「誰に習ったの？」「専攻は何？」などと色々と聞かれました…。  

本当にいろんな方がいらっしゃいます。私のピアノをいいと言って下さる方もいれば、嫌いという方もいらっしゃる。  

この仕事を始めた頃はこういったお客さんの声に舞い上がったり落ち込んだりしたものですが、今は全く気にしていません。  

１００人いて１００人全員がいいっていう演奏なんて絶対ありません。どんなに素晴らしい演奏でも何かしらケチをつける人は必ずいますし、そもそも好みは人によって全然違います。  

私のピアノが嫌いなら、私が入っている曜日には来て下されなければいいだけですからね。飲食店でも同じですよね。この店好みじゃないと思ったらもう行かなければいいだけの話ですからね。  

半分開き直っています（笑）！