■結婚式でとんでもない曲を弾いてしまった!
昔、結婚式の生演奏の仕事をしている時期がありました。
主に披露宴でのBGM演奏です。
入場からお色直しの入退場、母への手紙のシーンなども含め、全ての音楽を生演奏で演奏した事もありましたがほとんどが、乾杯、歓談、余興でのBGM演奏です。
式ではいろいろな曲を聴いてきましたが、印象に残っているのは、あるカップルの披露宴入場の曲にタイタニックの曲を使っていた事です。
恋愛映画ではありますが、氷山に激突して沈没しますよね?この曲でいいのかな?と思いましたが新郎新婦のご本人達がいいのならいいんでしょうね。
また別の式では、新郎新婦から急遽リクエストが入りました。曲は、「枯葉」。
晴れの舞台、未来はこれから!というような場で「枯葉」ですか…?と思いつつも、ご本人からのリクエストなので演奏しましたが…。
こちらは演奏する曲には気を使っています。
例えば「All Of Me」という、明るくて元気な雰囲気のジャズの有名なスタンダード曲があります。
「私のすべて」という意味のタイトルなので、披露宴のBGMとしてはぴったりです。よく演奏していたんですが、その歌詞が実は不倫の内容だったんです。
この雰囲気で不倫の歌詞はヤバい!(笑)
歌詞が英語なのに加え、普段使っている「リードシート」と呼ばれるジャズの楽譜にはそもそも歌詞が載っていません。そんな理由で我々ボーカリストではないミュージシャンからすると、歌詞はノーマークな事が多いんです。後から知ってびっくりして、すぐ演奏リストから外しました。
この事があってからは、タイトルと曲の雰囲気だけで演奏する曲を選ぶのをやめました。
でも「枯葉」はリクエストされるんです。もしかしたらこちらが思っている程、みなさん曲の意味にはこだわっていないのかなと感じた事もあります。(そうではない方もいらっしゃると思いますが。)
曲の雰囲気や曲調で選んでいらっしゃるんでしょうか?
なまじ音楽を知っているだけに、一般の方がどういう意図で曲を選んだり、どういう気持ちで音楽を聴いているのかがわからないという「負」の部分もあります。
音楽を聴くにしても、どうしても専門的な耳でも音楽を聴いてしまいます。完全な、100%純粋に音楽を聴ける事はありません。
私だけではないかもしれませんが、いわば「職業病」ですね。
主に披露宴でのBGM演奏です。
入場からお色直しの入退場、母への手紙のシーンなども含め、全ての音楽を生演奏で演奏した事もありましたがほとんどが、乾杯、歓談、余興でのBGM演奏です。
式ではいろいろな曲を聴いてきましたが、印象に残っているのは、あるカップルの披露宴入場の曲にタイタニックの曲を使っていた事です。
恋愛映画ではありますが、氷山に激突して沈没しますよね?この曲でいいのかな?と思いましたが新郎新婦のご本人達がいいのならいいんでしょうね。
また別の式では、新郎新婦から急遽リクエストが入りました。曲は、「枯葉」。
晴れの舞台、未来はこれから!というような場で「枯葉」ですか…?と思いつつも、ご本人からのリクエストなので演奏しましたが…。
こちらは演奏する曲には気を使っています。
例えば「All Of Me」という、明るくて元気な雰囲気のジャズの有名なスタンダード曲があります。
「私のすべて」という意味のタイトルなので、披露宴のBGMとしてはぴったりです。よく演奏していたんですが、その歌詞が実は不倫の内容だったんです。
この雰囲気で不倫の歌詞はヤバい!(笑)
歌詞が英語なのに加え、普段使っている「リードシート」と呼ばれるジャズの楽譜にはそもそも歌詞が載っていません。そんな理由で我々ボーカリストではないミュージシャンからすると、歌詞はノーマークな事が多いんです。後から知ってびっくりして、すぐ演奏リストから外しました。
この事があってからは、タイトルと曲の雰囲気だけで演奏する曲を選ぶのをやめました。
でも「枯葉」はリクエストされるんです。もしかしたらこちらが思っている程、みなさん曲の意味にはこだわっていないのかなと感じた事もあります。(そうではない方もいらっしゃると思いますが。)
曲の雰囲気や曲調で選んでいらっしゃるんでしょうか?
なまじ音楽を知っているだけに、一般の方がどういう意図で曲を選んだり、どういう気持ちで音楽を聴いているのかがわからないという「負」の部分もあります。
音楽を聴くにしても、どうしても専門的な耳でも音楽を聴いてしまいます。完全な、100%純粋に音楽を聴ける事はありません。
私だけではないかもしれませんが、いわば「職業病」ですね。