■ペダルを踏まず、あえてブツブツさせた音にする

ジャズでは、ピアノのペダルはあまり踏みません。  

でも今日レッスンで弾いた「ストライド奏法」という奏法の時はペダルを踏む場合があります。  

他には、バラードを弾く時、盛り上がる時、オクターブ以上の移動がある時などの例外はありますが、基本的にペダルは踏まない、と思って頂いてもいい位です。  

当教室でもクラシックをやっていた生徒さんは、やはり無意識で足をペダルに置いたり、踏んだりしてしまう方が多いです。  

ペダルを踏まないと音が伸びてくれずブツブツ言ってしまう場合がありますがそれでいいんです。  

どうもジャズには、指をピンと伸ばした状態でピアノを弾いたり、管楽器の唾を捨てなかったり、ニューオリンズのブラスバンドなどは意識的にチューニングを外したりというように、わざと汚い音を出す風潮があるように感じます。もちろん、ジャズの音は全て汚いという訳ではありませんが。  

ペダルを踏まずブツブツさせた音にするというのも、そういう風潮からかもしれません。

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