朝起きたら目が重たかった。
鏡見たらぶっさいくな腫れぼったい目をしたあたしが映し出されて、
ぎょえって思わず笑ってしまった。
ぎょえって思わず笑ってしまった。
月曜日に私に中隔子宮と宣告した医者は、きっとこの症状を知らなかったのでしょう。
私の前で、Google使って調べてました。
それにもビックリ。
専門医じゃないと詳しいことを言えないのも分かるけど、
お金を払ってでも何かしらこの子宮奇形についての知識がある人の意見を聞きたいと思って、
急に思い立ってセカンドオピニオンを求めて別なMedical centreに行ってみた。
担当してくれた女性の先生はとても気さくな人で、
私が状況を説明して、エコーと内部検査の写真を見せると、
はっきりばっさり言った。
「あぁ、あなた子宮奇形ね。これはね、通常の子宮と違ってあなたの場合2つの角があるのよ。50%の深さまで削れちゃってるから、流産のリスクがものすごく高いのね。症状ははっきり言ったら良くないわ。ほら、ここにもし受精卵が着床してごらんなさいよ。赤ちゃんが育つスペースがないでしょ?でも手術して中隔摘出すれば、赤ちゃんも育つし、大丈夫よ」
と、ノンストップで説明してくれた。
あぁぁ。この先生はちゃんと中隔子宮という症状を知ってるんだ。
その後おもむろに先生が口に出したのは、
「私お医者さんになって24年経つけど、あなたが2人目の患者さんよ。この子宮はとてもレアだわ」
褒められてる訳じゃないけど、あまりにも軽く先生が言うから、
なんだか笑ってしまった。
「腎臓の検査はしたの?」
と聞かれ、腎臓?と思いながらも、
NOと答えると、一応レントゲンしてねと、XrayのBooking formを渡してきた。
なぜ腎臓?って思ったら、彼女は中隔子宮じゃなく、双角子宮の疑いもかけてたのと、
子宮奇形を持ってる人には、発生学的に腎臓異常が関係あるらしい。
その代表的なのが先天性単腎症。つまり、腎臓が片方しかないということ。
あぁぁぁ、あたしってばどうした!!!???
病院の結果をすぐに伝えたくてボビオに電話したけど、
仕事中は携帯を持ち歩いていないというのを思い出した。
つながらない電話を呼び出し、返事が戻ってこない携帯にメッセージを打つ。
明日の朝まで話ができない・・・
ぶっちゃけ辛いぞこれ、ボビオ。
誰かと話がしたい・・・・そう思って電話したのは母だった。
心配かけたくないけど、とりあえず気を紛らわそう。
「ハロハロー」
といつもの明るい母の声。
「元気してるの?」
と言われるともうだめで、
開始早々母に嘘はつけずに、いろいろとゆっくりと何が起きてどうなっているかを話すと、
「どうしてそうなっちゃったの?」
と聞かれ、
これってあたしが胎児の頃に形成されてるらしいから、生まれつきなんだってと言ってしまい、
後悔した。
「ご、ごめんね・・・・」
明るい元気な母の声が、まるで今にも消えそうなロウソクの火みたいな声になっちゃって、
やばいと思った。
いやいや、別に母を責めてるわけじゃないから、そんなに落ち込まないでよ~と、逆にあたしが励ます側になってるし。
今日会った先生は、手術すれば大丈夫って言ったけど、
大事な大事な子宮のことだから、
本当にそれが必要なのか、
もし本当に手術になったら、オーストラリアがいいのか日本がいいのか、
きちんときちんと見ていかないとなー。
週末はホルモン血液検査と来週は腎臓レントゲンで結果報告。
P.S.
だいぶ元気になりました。心配かけてごめんなさーい。
ブログにわざわざ書くことじゃないけど、同じ状況で悩んでる人たちや、
自分を励ますためにもここに残したいなって思いますヽ(*'0'*)ツ