
タージマハルの近くの宿でのこと。
チェックアウトをして、電車の時間まで荷物を預かってもらおうとすると、
とてもじゃないけど使えないロッカーに案内された。
だって、木のロッカーだけど、
中がカビてるし、汚いを通り越した汚さだし、
「ここは汚くて無理」
と正直に伝えると、
別な部屋にあるさっきよりはどうにか我慢ができるだろうロッカーを案内してきた。
ロッカーとは言っても、鍵はないので、
自分たちの鍵をはめようとしたけど、はまらない・・・・
すると、
「鍵は一日50ルピーで貸してるよ」
それなら、仕方ないからじゃあ鍵を借りるよとお金を払う。
ランチを食べて宿に戻ってくると、
ロビーのソファーの後ろに、
とってもきれいな荷物置き場が見えてる・・・・
しかも、いくつかそこにバックパックも見えてるし。
どういうこと???
そこを使ってる欧米人の女の子たち。
もちろん「無料」です。
怒りと言うか、飽きれというか、
受付に行ってタヌキインド人を探す。
「何で荷物置き場があるのに、うちらだけロッカーなの?
何で嘘つくの?あの子達はただでしょ?」
タヌキ親父何も言えず、しばしの沈黙。
「いや、あそこは4つしか置けないんだよ」
と無理くりの言い訳。
「いやいや、どう見てもスペースあるじゃん?」
たまたま通りかかったインド人の友達が、
あきれてそのタヌキ親父をにらみつける。
「こうやってお金しか考えてないヤツはFuckだよ。
お金なんてただの紙っきれじゃんか」
ってタヌキ親父に聞こえるようにその子が言うと、
恥ずかしくなったのか、
「じゃあ、50ルピー返すよ」
と言ってきた。
「終わったことは終わったことだからお金を返さなくてもいいよ。
ただ人に嘘をついたり、正直になれないなら、あんたには悪いカルマが戻ってくるよ」
ボビのパンチの聞いた一言で、タヌキ親父打ちのめしてやったぜぃ。

って、こんなの起きたの1回じゃないんだけどね。
打ちのめされてるのはうちらですって話(笑)
こんなことを繰り返し、騙され、
そんな時には魔術師のように、
「悪いカルマが絶対に来るんだから」
とお告げを残し続けてます。
人を騙して幸せになられたらこっちがたまったもんじゃないよね。
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