前回のお話はこちらから


あれから10ヶ月が過ぎた。
祈り続け、メールの返事が届かず、パタリと連絡が途絶えたことに、あたしの不安は増していた。


癌の腫瘍摘出手術前日に届いた、彼女からのいってきます。


それから、「オカエリ」という言葉をかけれずに、すでに10ヶ月が経っていた。



いつも、定期的に、あたしへの応援メッセージをくれていた姉御・・・・

待っても返事のないメールボックス。






昨日、オフィスに1通の手紙があたし宛に届いた。
そこには、見覚えのある温かい字。



封を開ける前から、涙があふれていた。



― 手術、成功したんだ!!!!




中にはかわいらしいクリスマスツリー。
それから来年の「龍年」の年賀状。
$LiFe is BeauTiFuL




「生きる」ということ、「元気」でいることの大切さ。

彼女が今ゆっくりと回復に向けて生きていること、戦いながら生きてるというその強さが、
手紙から溢れ出ていた。



“あなたの笑顔はとっても周りの人も元気にしていると思います。
その笑顔をずっとずっと持っていてください”

―Keep smiling。これからも、笑顔の毎日でいれるようにするね。地球のどこにいても、あたしの笑顔が届きますように。




シドニーもクリスマス色。
2011年の終わり。今年はいろんなことを噛み締めて、また一つ素敵な思い出が残るように。
$LiFe is BeauTiFuL
(Xmas tree in Martin Place)



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