シドニーで大の仲良しだった中国人の友達がつい先日結婚したんです。
きれいでかわいらしい、シャーシャって名前の女の子。
なんでも、テレビ番組のウェディング企画に見事選ばれたらしく、
有名デザイナーのウェディングドレスを着て、いち早くテレビで結婚式をあげたんだけど、
9月にめでたく自分たちの結婚式を挙げたそう。
彼女の幼馴染が今、あたしの同僚として働いてて、
結婚式には出れなかったものの、
つい、興味本位に聞いてみた。
「ねぇねぇ、中国にもご祝儀ってあるの?
例えばさ、仲良しの子が結婚するって言ったら、いくらくらい包むの?」
彼は静かに答えてくれました。
「2000ドル」
おい、ちょっと待って。2000ドルって、100円換算しても20万だけど??
5月に大親友の結婚式でたけど、あたし程度の身分では、こんな破格の金額のご祝儀は手も出ません。
八戸の結婚式は1万8千円の会費制ですけど、何か?
中国人の一般市民の平均給料は月8万円くらい?
だとしたら、このお金持ちたちの世界がどれだけ、あたしたちの想像以上かお分かりのはず。
シャーシャはオーストラリアに7年住んでたけど、中国に帰る決意をして、急遽帰国。
帰国したと同時に、お父さんがマンションを購入、そして、ミニクーパーをプレゼント。
ふっ、鼻息ももれますよ。
ちなみに、同じ部署の同僚B君は、お父さんが政府関係でお仕事をしてるとかで、
もちろん、金持ち息子長男。
彼の結婚式は3回に分けられ、一つはお父さんの職場関係だけで、600人のゲスト。
ふっ、ため息ももれますよ。
こんなど中流階級の日本人と友達でいてくれてありがとう。