見に来て下さってありがとうございます![]()
父と母との面会での出来事と
その時気づいた事のお話しです。
(父と母は今、老人介護施設にいます。)
昨日の面会の際、
予防線を張るのを忘れていました。
二人とも認知症ですが、
父よりも更に母の方が忘れっぽいので、
会ったらまず最初に、
「〇〇だよ。」
と名乗るようにしています。
「誰か分かる?」
「今日いつか分かる?」
とか聞いたりすると、
認知症の人は不安になるので、
自分から教える方がいいと、
マンガ『ぼけ日和』で読んだから。
相手を試すのではなく、
自分から情報を教える。
そうすることで、
不安ではなく、
安心を与える事が出来るそうです。
「なるほど、たしかにそうだ。」
とマンガを読んで納得したので、
父と母と会話する時は
こちらから情報を伝えるよう、
気をつけていました。
しかし、
昨日はその事をうっかり忘れて、
「〇〇だよ。」
と名乗らずに話していました。
しばらくして母が、
「お父さん、この人誰か知ってる?」
と、私が誰だか父に聞いていて・・・
これは・・・![]()
母は父を試しているのではなく、
本当に私が誰だか分からないから
聞いているな、と察する私。
内心ショックでしたが、
「ハッそうか!
今日はまだ名乗っていなかった!」
と気付いて、
平静を装って名乗りました。
最初に私の名前を教えることは、
母を安心させる為だったけど、
母の忘れた記憶を呼び戻し、
『母と娘』でいる為に必要な
予防線の役割りもあったんだ。
と、その時気づきました。
私が誰か最初に伝えることで、
今はまだ、
母と娘として繋がる事が出来る。
よし、今度からは
名乗り忘れないようにしよう!![]()
って思いました。
認知症の人が忘れてしまう事は
仕方ないことだから(そうゆう病気だし)
先にこちらから情報を伝えることは
両者の『安心』にとって大切なんだ。
そう実感した出来後でした。
色んなことを忘れてしまい、
「誰?」「どこ?」
「いつ?」「なぜ?」
と、分からない事だらけになってしまう
認知症の人にとって、
情報を与える=安心を与える
事になるんですね。
例えば・・・
予備知識無し、ガイドブック無し、
通訳も無しで海外旅行するのって、
めちゃくちゃ不安だけど、
ガイドブックや通訳などから、
その場の情報が得られると安心する。
認知症の度合いによっても違うけど、
こんな感じなのかも。
私も人の顔とか名前とか
色々忘れがちなので、
教えてもらえると安心します![]()
母へ『私が誰か』を教えた後、
「私の娘って、こうゆう顔だっけ?」
とも言ってました。
マスクとって顔見せれば良かったな![]()
毎週会ってるのに、
忘れるようになったか・・・
もっと認知症が進むと、
もっと今以上にたくさんの事を
忘れていくのでしょうね。


