退院した母が、
再び父と2人で暮らすようになって、
数日後の深夜のこと。
半身麻痺の父がベッドからずり落ち、
起き上がれなくなりました。
入院中に認知症が進んだ母は、
ヨロヨロしながらも、
なぜか玄関の外へ出て、
外へ助けを求めました。
「誰か〜!助けて下さ〜い!」
深夜に玄関先で助けを求める、
腰の曲がった白髪の老婆・・・・
普通に考えて、ちょっと怖い![]()
退院後まだ間もないし、
入院中に認知症も進んだので、
私や姉に電話もかけられず、
困った末の行動だったのでしょう。
後日電話機を買い替え、私と姉の電話番号を
大きく書いた紙を電話機のすぐ近くに貼り、
電話のかけ方を練習しました。
ベッドからずり落ちている
夫を助け起こしたい・・・
でも、自分にはどうしようもない![]()
深夜の玄関先で一人助けを求める母。
その時偶然にも、
近所の駐車場にいた若い女性が、
母に気づきました。
なんと、
その女性は家まで来てくれ、
床にいる父を助け起こし、
ベッドに寝かせ、
さらには、
電話が掛けられない母の為に、
電話機横に貼ってあるメモを見て、
姉の携帯番号を大きく書き写し、
母に見えやすいようにして、
電話をかけさせてくれました。
明朝、姉が実家へ行くと、
父の部屋の入口の、
目に付く場所に貼られていた紙には、
昨晩の出来事についての説明が、
丁寧に分かりやすく、
美しい字で書かれていて、
文末には、
「何かあればこちらへご連絡下さい。」
と、
女性の名前と電話番号が書かれていました。
いい人過ぎる!![]()
そして、
母と父を助けてくれた若い女性は、
なんと、
偶然にも訪問看護師さんで、
ちょうど仕事が終わって帰宅するところ、
たまたま助けを求めている母に
出くわしたそうです。
こんな偶然ある?
タイミング良すぎ!![]()
訪問看護師さんだったからこそ
父を介助出来たと思いますが、
そこまでして下さる方は中々いないと思います。
その翌日、
姉が先に実家に着いていましたが、
私も姉から事情を聞き、
その女性へお礼をしようと、
菓子折りを購入して実家の姉と合流。
連絡先は紙に書いてあるものの、
深夜に帰宅する訪問看護師さんに、
一体何時頃電話をしたらよいものか・・・
姉と2人で悩んでいたその時、
ピンポーン♫
と訪ねて来たのが、
なんと、昨晩の若い女性!
「明日、様子見に来ますね~。」
と、昨晩母に話したそうで、
律儀にも、本当に来てくださいました。
その後の父と母の様子も
気になっていたようです。
(母は昨晩のこと忘れてたけど。)
あちらから訪ねて来てくれて、
無事、お礼を言う事が出来ました。
「来月にはこの近所から、
遠くへ引っ越すんですが、
見かけたら声かけて下さいね〜
」
と仰って、
まー・・・
なんて親切なんでしょう!![]()
たまたま
深夜に母が玄関先で
助けを求めたタイミングで出くわし
親切に助けくれて、
たまたま
訪問看護師さんで、
たまたま
その女性が
引っ越す前のタイミングで出会え、
たまたま
お礼の電話をいつしようかと
話していたタイミングで、
女性が訪問してくれました。
そして、
これが一番重要なんだけど、
たまたま
とんでもなく良い人!
こんなことある?![]()
全てにおいてタイミングが良すぎて・・・
あの人は、
天使だったんじゃなかろうか?![]()
と、姉と意見が一致しました。
そして父は、
「あの人、今度いつ来るの?」
と言っていましたが、
あの人、
うちに来るヘルパーさんじゃないから![]()
なぜ、認知症で半身麻痺の父のベッドに
柵をして出られないように(落ちないように)
しないのかというと、
朝晩のヘルパーさんの訪問時間に合わせると、
ベッドから出られない時間が長過ぎるからです。
母は認知症なので柵の操作が出来ませんし、
時間通り柵を開け閉めしたりも出来ません。




