憂鬱の器。 -2ページ目

淡雪タイムトリップ。

裏切り者って呼ばれたって構わない。
明日16歳に戻ったって構わないよ。

空からペティナイフが降ってきた。
デュラムセモリナ粉が積もった。
救世主が間に合わないように呪文を唱えて。

どう見たって頭からとけてる、ざんねん。
どうしたって血しぶきを浴びるから、ざんにん。
空輸して、睫毛を閉じ込めたスノードーム。
泡立つよ、朝方飲むホワイトフラット。
ブルーシートじゃ覆えないものばかり。

ありがとう、サリバン先生。
色めくパレットが落ちてこない。
雨降りでもそうじゃなくても、
この目は曇ってる。

惨憺ユートピア。

捨てたマグカップの数だけ、
幸せが訪れるかしら。

貶さないでね。
生き場所は意外。
託してください、託してください。

八本足で操っている、闘争の果ての未来都市。

いらないや。
犠牲の数も見えない首謀者こそ撃て。
私は末端にて、先端を丸くする作業に勤しむの。


蛇口をひねれば希望がこぼれて、分け合って飲める日がきっと来る。


あの日ふたりで見た理想郷の中で、
私は今も  その日が来るのをずっと待ってる。

反射光に目を伏せる間に消えた、
フォーリンブルーの果ての姉妹都市。

somari.

たどり着けない。
足音にすら刺激を受けて、ほら。

合う保護クリームが見つからない。
指先までかぶれてしまって、ああ。

雨が洗い流すのは金メッキ。
闇まで流してもらおうなんてお門違い。
私がないないしてあげる。


おはじきを集めていたのは、
遊び方は知らないけどきれいだったから。

紺色のカーペットに横たわったら、
夜空を泳いでいるみたいで星が必要だったから。

ばらまいて。月明かりに照らされて輝くから。

足に付いた泥も、ぬぐえない耳裏の血も、
私がばいばいしてあげる。

穴が空いちゃった女の子。

ランドマークがなくなったって死にゃあしない。

小学生一人分の片想い。

あいして、しがない、しょうらい、しぼうせつ。

「諦めたふりをするのはお辛いですか?」

「足掻いて生きるのが怖いんです。」


天井知らずのジェットコースター

天空域の藍色見たい。

点食う意気のスーラキル。


穴が空いちゃった女の子、

穴埋めたふりをしてね、でも。

空洞ですから。空洞ですから。

雨が降れば雨水が入り込んで、

ぽたり、ひやり、じわり、じとり。


気持ちがとっても不安定。

階段に足が張り付いて動けないなら、階段ごと動かせばいいじゃない。

歌いながら、切れないハサミでいつまでも、

飛べない鳥の羽根を切り刻んでいる。



成しても成さない子だぁれ?

気の抜けた炭酸水を見つめてる。



私とか、パラノイア。

で、フランケンシュタインが迎えに来るのを待ってる。



取る、揚げ足もないよ。

世界は鉄壁で、馴染まない者を弾いてる。



良かったら教えて。

真夜中を完璧に乗りこなす方法を。



言えない、連れ出されて此処へ来たなんて。

つれない、不細工なオケラの唄歌い。



世界一の美声だってこと、誰かに認めてほしくて。



張り上げる声。命は残りわずか。



「ハピネスの軌跡を残すんだ。

 至らない、いけない神様も眉をひそめるくらいの。」



髪が燃えても歌うね。

足がもげても歌うね。



だんだんだんだんやになってきて、

言葉とは裏腹に黙り込むんだったったった。



嘘がバレても歌うね。

梅が散っても歌うね。



みるみるみるみる木になってきて、

枯れないときたから、僕はもう。