ラルクhydeさんのホロスコープを語る | Spica fortuna

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少し前にhydeさんのホロスコープを読む機会があったので、

イブ参戦記念じゃないですが。
せっかくなので書いてみようと思います。



まずとりあえず読んでみて、才能の凄さに絶句しました。
凄いですこの方のホロスコープ。


ここ最近ずっと曲を聴いていて、この人の歌詞の世界観というものが、

本当に不思議で魅力的で、素晴らしい感性だなと改めて思っていたんですが。


どこからこんな言葉を紡ぎ出すんだろう、っていうような。

言葉の響き、センス、そして物語の作り方。
そしてそれを歌で表現する力、雰囲気の醸し出し方。

もちろん楽曲全体の素晴らしさは当然なんですが

どういう感性を持っていたらこんなものが創れるんだろう、と興味深くて。


ホロスコープを見たら、すごく深く納得しました。

美的センスが圧倒的です。
神の申し子かな?と思うぐらいw


…いや、レジェンドってやっぱ凄いなって。




前置きが長いですが。

本題に行きます。

hydeさんのホロスコープ。
(出生時刻は自伝に記載があったそうです。
0:00は多少ズレはありそうですが)

 

 

 

 


まずはパッと見、この、グランドトラインになりかけの不思議な図形。
何だろこれ。

グランドトラインというのは幸運の大三角形と言われますけど、

ってても全くおかしくないけど、

トラインが一つ欠けてるんだ。っていう。

何だろう、ちょっと控えめなのかな?とか思ってしまいますね。

グラトラいらないのかも。
なくてもすごい才能なので。



太陽から行きます。

太陽は水瓶座。水星とコンジャクション。
歌詞のほとんどを手掛けるのはこの水星でしょうか。

水瓶座なので、個性的で爽やかな印象ですね。
ふわりとどこまでも広がっていくような。

風のエレメントというのは柔軟性があって、色々な歌詞の世界を創り出せる。
ラブソングから幻想的なのから、リアルなアメリカンロック的なところまで。

変幻自在ですよね。


水瓶座の太陽というのはフォールという、太陽の個性を弱められる配置なんですが。
っていうのはたぶん、我が強くないんです。

曲の世界に溶け込む表現者としては、まさに最適なのかもしれません。

こだわりなく、どんなものも受け入れられる。
水のように流れて、姿を変えられる。
…水じゃなくて風か。風のエレメントなので。

爽やかに遊ぶ風のような太陽と、言葉たちです。
綺麗ですねー。


(これが太陽=我が強いと、

どんな曲でもオレ様!みたいな音楽になるのかなと思います。

それが悪いとも言いませんが)


ラルクのバラエティに富んだ曲の数々と、飽きの来なさっていうの

この水瓶座の表現力というところにもあるのかなと。



そして水瓶座は博愛精神の持ち主。

ライブで感じた、不思議な居心地の良さは、たぶんこの方の太陽の力もあるんだろうなと思いました。


 

この太陽が4ハウスICという、ホロスコープのいちばん真下のポイントに寄り添った配置なんですが。

これはちょうど真夜中に生まれたということなんですけど。

 

4ハウスICというのは、心の奥に持つルーツ、人の心の基盤、みたいな意味を持ちます。

これがいちばん小さく表れた単位が家族ということなんですが、

れが大きくなっていくと、地域、国家、民族というところまで拡大していきます。


そこに太陽が輝くというのは…

その自分の属する集団において、絶対的な力を持つということ。

人々の心の深いところをがっちり掴む、自分のファンの前では、

まり自分のホームにおいては絶対的な支配力を持つカリスマという立場です。

国内を掌握した国民的バンド、という象徴も相応しいかもしれません。


そして実はこれは、宗教的な教祖様なんかがよく持ってる配置らしく。笑

まさにハイディスト…っていうファンの呼称がぴったりじゃん。って思いました。

(今ハイディストとか言わない?)

hydeさんの虜になったら逃れられない感じありますよね。
教祖だよそりゃ。笑

教祖はだいたい真夜中生まれらしいです…。



ところでhydeさんは漫画家になりたかったとかいう情報を見かけましたが本当なんでしょうか。

4ハウス太陽というのは、家で仕事するのとかぴったりなんですよね。

そして本当は社会的な立場といえば10ハウスなんですが、

まさかその真逆の4ハウスに太陽があるってちょっと驚いたのですが。
あれだけ売れてて。

hydeさん本人としては、あまり外に出たくない人なのでしょうか。

実は家で黙々と創作活動、みたいな方が好きなのかも。
という感じにも見えます。




この太陽が角度を取っているのは、11ハウスの木星と天王星。

この人の社会的な立場は10ハウスではなく11ハウス的なんですね。
11ハウスはコミュニティとか、グループとか、仲間との共同作業みたいな部屋。
つまり、そのままバンド活動のことかと。

このバンド活動を表す11ハウスに並んだ、木星・天王星・冥王星という強い星たち。



木星とトランスサタニアンのコンジャクションはかなりの幸運と言われますが。
天王星だと降って沸く幸運とか。

そんなただのラッキーでメジャーデビューして売れた、みたいな

単な話では決してないと思いますが、

しっかりここに幸運の星を持っているというのは、うーん、お見事です。

太陽と120度トラインという良い角度なので、単純に言って超幸運。ですよ。



でもそんな幸運すら霞むほどの才能というのが、他にまだあります
っていうかたぶんこっちがメイン。


hydeさんの創作の感性を全面的に支えているだろうと思われるのが、5ハウスにある魚座の金星。

金星というのは美的感覚や恋愛観、楽しさや美しさや華やかさ、

楽や芸術にはとても大事な星ですが。

それが魚座というのは、最高に輝く金星の配置になります。


魚座の金星って、もうそれだけでどれだけか美しい世界を感じられるのだろう…と、憧れて止みません。個人的には。

最上級の、極上の金星かなと。
それぐらい美しい気がします。



そしてそれが、創作活動を表す5ハウスにありまして。

もうこれは、この人が作品を生み出さなかったらそれは罪です。
神を裏切ってます。


5ハウスというのは同時に恋愛も表すのですけど、

hydeさんの歌うラブソング、恋愛の言葉、世界観、

もうまさに少女漫画のようだと思うのは私だけでしょうか。

特にアルバム「True」の曲たちは本当に、甘くとろけるような恋愛ソングの宝庫だと思うのですが。

これっていうのは、魚座金星5ハウスという条件が揃ってこそなのかなぁという気もします。


魚座というのはとても優しい、女性的な感性なんですね。
そしてとてもロマンチックで幻想的。

現実にはありえない甘い夢を見せる、夢見る乙女的な感性。

そしてまた、そういう女性的感性で、ラブソングを男性が歌うというのがまたね。

素晴らしい気がします。個人的な趣味ですいません。

男性の中の処女性というのはたぶん永遠に失われることがなく。
 

なのでどれだけ歳を取っても、儚げに「瞳の住人」みたいな曲を歌える。わけですね。




…話が逸れました。


そしてこの金星ですが。
更にすごいのが、この魚座の金星に、究極のパワーと霊感を与える冥王星が180度という対抗のエネルギーを送っているということ

180度というのは葛藤と苦しみを与える角度なのですが、それを乗り越える力が外に向かう、表現に向かう力を生み出すのですね。
表現者としてはまた素晴らしい角度でもあります。

元々強い金星が、葛藤を経て冥王星のパワーを取り込み、更に強化されているわけです。



金星の煌びやかさに、冥王星の凄みと深みが加わり。

ただ綺麗なだけじゃない、毒のある、鬼気迫るような究極の美しさを表現できるような配置です。

そんな感性で創られた音楽、歌が、人の心を捉えないはずがないのかと。



真似しようと思ってもたぶん誰にも真似出来ないものを生み出せる

神の恩寵を一身に受けているような金星です。




それから更にですが。
まだあるのが凄い。

この金星と120度という、こちらは調和的な角度で結ばれているのが、1ハウスにある海王星。

この海王星は、金星と冥王星の180度の対立を緩和する、調停という角度を取っています。


海王星というのは金星のハイオクターブと言われ、金星を一段階上のレベルに持ち上げたような美しさと芸術性を司ります。

金星は個人天体として比較的自分の小手先のように使いやすいのに対して、

海王星というのは外惑星なので、個人で扱うという星ではない感じなのですが。
 

宇宙から降り注ぐ芸術性、エネルギーをひたすら与えてくれるような星でしょうか。

冥王星とはまた違って、幻想や癒し、ファンタジーのような美しいエネルギーを与える星です。
魚座の感性と少し被っていますが。(海王星は魚座の支配星)

この海王星と金星という、二つの芸術性を表す星が良い角度を取っているというのは。

これはもう単純に、幻想的な美しさを更に高めるような組み合わせかと思います。

 

美のレベルが半端ないんですね。至る所で。



余談ですが。
海王星・冥王星・金星が調和的に結ばれた小三角形なんて図形は、音楽やってる人にはよく見られる気がしますが。

それよりもhydeさんの場合は180度があるから少し鋭いのかな。と思います。
 

金星-冥王星という、凄みのある美しさがまずあって。
しかも5-11ハウスの対抗=バンドの楽曲を生み出す、
そして1ハウス=自身がボーカルとして前に立ち、海王星のエネルギーを自身に降ろして表現する、という。

バンドマンとして、そしてボーカリストとして、完璧な配置のように見えます。




そして更にこの海王星なんですが。

蠍座29度という、いわゆる涙の度数という場所にあります。

 

これは全星座中、円形360度の角度の中でもいちばん辛い、

葛藤を感じさせるエネルギーを持つ場所ということになりまして。



この場所のエネルギーを表した詩文、サビアンシンボルというものが
「自身の子供の命乞いをする女性」というシンボル。

 

蠍座というのはとても深く相手に深入りする、究極的な愛情の深さを持つような星座です。

 

それが、母親が子供を奪われるという、究極的に苦しい残酷なシチュエーションの中で

それでも涙を飲んで諦めなければならないという、

蠍座にとっては身を切られるように辛い、そんな葛藤のエネルギーを纏った海王星でもあります。

 

 

この海王星が、魚座の金星にエネルギーを与えています。


hydeさんの歌詞の世界の中に時々表現される、身を切られそうな切なさ、

絶対に届かないものに恋焦がれ手を伸ばすような、

そういう究極の切なさみたいなもの、それはこの海王星の力なのだろうかと私は感じました。

同時に魚座にも同じような、境界を越えた向こうへ、切望するようなエネルギーもありますが。

それらの感性が二重に相まって、曲の所々に散見されているように思います。


「Lies and Truth」の君が見えなくて、とかね、
届きそうなのに(届いてるのに?)絶対に手が届かない感じ、

「flower」でこの夢の君に見とれてるよとか

「虹」の、誰より高く、届かない場所までたどり着きたいというような願い

「fate」や「finale」なんかの、崩れ行く君を救えない、みたいな悲恋とか。

「いばらの涙」はとても究極的だなぁと思いますが。
絶対に届かない、天に向かって全身全霊をかけて祈り、捧げるみたいな姿とか。



こういう、切ないような苦しいような幻想的な物語を曲の中に創り出せるのは、

この蠍座の海王星と魚座の金星がタッグを組んで表された感性だろうかなと。

蠍座と魚座というのは、ともに水の星座。

情念と想いの強さみたいなものも桁外れでして。

何か分からないけど胸に突き刺さる、感情に訴えるみたいな強さは凄まじく。
 

そして魚座はまた、罪深さや自身の存在に戸惑うみたいな儚さもあったりして。

何だろう、美しさの中に酔わせて沈める…みたいな、

世界観の深さというのは、唯一無二かなと思います。

 

個人的には、涙の度数というものをこういう風に使うのか!と驚愕しました。

物語の中に表現したら最強の度数かも、と。



そしてこの海王星は1ハウスにあります。
1ハウスというのはまさに自分自身、を表します。

こういう強い涙を誘う感性みたいなものをナチュラルに、自分自身の中に当たり前に持っているのかなと。


海王星1ハウスというのは…


たぶん、その人そのものが霊感そのものみたいな。

常に何かが上から降りてきていて、自分が媒体となってそれを降ろす、いわば巫女さんのような。

そういうキャラクターを持っていると思うのですが。


そしてまた海王星は癒しや幻想を表す星でもあるので、
この方はたぶん、存在そのものが妖精のようなね。

生き様が詩人のように幻想的、だったりもするんでしょうか。

(あまり個人的な人物像は知らないんですが)


 

hydeさんが部屋に入ってくるとふわっと部屋の空気が変わる、というような話を聞いたことがありますが。


きっとナチュラルに海王星な人なのでしょうかと思います。

そこにいるだけで周りを癒し、
皆を幻想の世界に引き込むというか。




余談ですが。
個人的には、Gacktさんが作った映画「MOON CHILD」のhydeさんのキャラクターが、

もしかすると人物の印象そのままなのだろうか、と思ったりします。


が、その当時は全く、興味がなかったもので…
なんでhydeさんこんなキャラなん?と思ってました。(すみません)



ロックボーカリストのイメージとしては、結構斬新な人なのかなぁと感じます。





長いので続きます。