3月の2週目の週末、再診日を迎えました。
私の行っている病院は、とても駐車場が混むので、朝かなり早く家を出発しました。
怖い事を言われたら、帰りは気が動転して、まともに運転して帰れなくなると思い、この日は母も一緒に病院に来てもらいました。
朝一番の診察時間帯でしたが、すでにいっぱい待っている患者さんがいました。
30分程の待ち時間で、呼ばれました。
「お久しぶりです!」
久しぶりの主治医との再開。
「その後、どうですか~?傷の痛みは?」
傷に関しては、日に日に良くなっている事を伝えました。
そして本題です。
「さて、病理検査の結果が出ました。」
来た〜
「まず、筋腫ですが、これは何も問題のない、普通の子宮筋腫でした。平滑筋腫。
悪性の所見はありません。
次に、右側の卵巣。
これは、当初の想像の通り、子宮内膜性囊胞です、これも良性。
で、追加で摘出した、左側の卵巣。
これは、ちょっと名前だけ聞くとびっくりしちゃうけど、成熟奇形腫っていうもの。
若い人に多い、これも良性の腫瘍ね、この病院でも、年間30人くらいいます。とっても多い。
腫瘍の中から、出てきた液体は、脂肪でした。
原因ははっきりしてないけど、卵子が、分裂して人間の組織を作りだしてしまうんだよね。」
と。
「つまり、子宮、両側卵巣とも良性腫瘍でした追加治療は不要です!」と。
すべて、良性!!
良かった、本当に良かった~
「ただね、」続きがあった!
何!?
「成熟奇形腫は、良性なんだけどね~、今後も、再発の可能性ありますよ。」
「だから、やっぱり年に一回の婦人科検診は必須だからね~。」と。
うん、うん、心配だから、もちろん今後はきちんと定期的に検診受けますとも!
あれほど抵抗のあった、内診もこれだけ何回もしていれば、もう、慣れてきたよ。(笑)
「ちなみにね、よく見たらMRIに左の卵巣腫瘍も映ってたね!」
なんですと!?
ちょっと、ちょっと
「これね、この小さいの、脂肪が白くうつるように設定してみると、これね、ほら。」
って。
いやいやいや。もう、
ちょっと、またですかぁー!!
主治医、頼むから先にそれを見つけて、手術前に言っといてくれよ〜。
またしても、後から、やっぱり画像にもちゃんとうつってましたパターンでした~。
まぁ、色々ありましたが、
結果、全部良性だったし、ちゃんと取り切っているので全て🆗🙆ということなのでしょうか。
以前、子宮全摘術と卵巣腫瘍摘出術を同時に受けた、先輩方のブログの中で出てきた、ワード。
【子宮が卵巣のピンチを救ってくれた!】
まさに、私も全く同じでした。
今回、子宮筋腫が大きく成長したことで、手術を受ける決心をし、何度も検査を受けました。
もし、筋腫がここまで大きく成長しなかったら、手術を受けることも、これだけ何度も検査を受けることも、きっとありませんでした。
この先何年も、この両側の卵巣腫瘍はあることを知らないまま、生活していたでしょう。
子宮内膜症嚢胞は、いずれ癌化する事があるようです。
癌化する前のごく初期のまだ良性の段階で発見できた事は、とても運が良かったのではないでしょうか。
子宮が筋腫を大きくすることで、私に知らせてくれた。妊娠する事がなかった私に、最後に卵巣のピンチを知らせるという、大きな仕事をして去っていってくれました。
術前検査、入院、手術、退院後の約2ヶ月間ほど、今後の人生の設計をどうしていけば良いのか、悩みまくりました。
人生について、家族について、考え直すきっかけにもなりました。
次回は、2ヶ月後、ゴールデンウィーク明けの5月上旬が、再診日となります。
この日の診察は、とりあえず病理検査の結果を聞くことで頭がいっぱいだったので、何も質問出来ず。
質問したかった事が後から、たくさん出てきました。
また、再診後に追記したいと思います。
この日の帰りに職場に寄って、仕事に本格的に復帰出来る事を、会社に伝えました。
現在、まずは、短時間からのリハビリから始めています。
4月からは、元の時間帯で働ければ良いと思っています。
体力つけなきゃ!