高校時代の


スケッチブックに


「束縛」


という題名の


下書きが


ありました。


作品化は


しておりませんが、


その頃の


苦悩が


表れていると


思います。


中学時代は


そこそこ


勉強できた


のですが、


高校生になってからは


苦悩の日々でした。


勉強に行き詰まり


美術に


没頭しておりました。


なんとか効率よく


勉強できないかと


睡眠学習法とか


暗記術など


トライしましたが、


途中で


挫折してしまいました。


本をあまり


読まなかったので


読解力を


つけるために


洋画を


観にも


行きました。


これは


中学時代の


国語の先生が


言ってた


本を読む力を


つける方法です。


興味ある所から


道を


拓いていく


方法です。


今から


思えば


理にかなっている


素晴らしい手段だと


感謝しております。


これは


人生改革にも


進路開拓、


教育全般にも


通じる手段だと


悟りました。


茶道を確立した


千利休の戒め


「好きこそ物の上手なれ」


という諺が


ありますが、


「好きなところ」を


突破口にして


人生を


切り拓くのです。


学力テストは


一部の学生の


やる気を


起こさせるだけで


多くの学生に


悪影響を


与えています。


平均的学力でなく


その子の


興味や特長、


個性を診て


突破口まで


導いていく


それが一番です。


いろんな情報を


提供して


何かに


興味を持たせる事が


大事です。


その子の


心に


「火をつける」


そして、


「熱く生きさせる」


「燃焼させる」


「脳を活性化させる」


事こそ


重要だと


大人の


今になって


思います。


私の弟は


あまり勉強は


出来ませんでしたが、


土器をひらってきては


博物館に


行ってました。


学芸員さんに


診てもらって


土器整理や


古墳発見にも


貢献してました。


そんな事もあり


今も


考古学の仕事を


しております。


そして、


私は


美術の道に


進みました。