彩色を


5回繰り返して


早めの


完成にしました。


それは


紙が弱くて


シワがより、


破け始めたからです。


上に乗って


描くため


同じ箇所に


力が加わり


破けるのです。


紙をつないで


大画面にする


ガムテープも


最小限に


しています。


それは


ガムテープを貼った所と


そうでない所に


絵具の水分による


膨張差が出来て


紙が破けるからです。


それで


早めに


切り上げて


乾燥してから


裏返し、


補強のガムテープを


貼ります。


大画面なので


掲示する時など


作業時に


局所に


過大な力が


加わり


破ける事が


あるからです。


今回は


ガムテープだけでなく


その境目に


セロテープを


貼りました。


ガムテープだけだと


その境目の


強度差が極端になり


裂ける原因に


なるからです。


セロテープを


貼ることにより


その強度差を


少なくして、


破ける要因を


減少させるためです。


駅名「たちはら」を


レタリングしましたが


あとで


見てみると


「た」と「ち」の


間が狭いのに


気づきました。


「たち」が


悪い結果に


なりましたが、


力尽きて


「これぐらいに


しておいてやろう」(笑)と


筆を


置きました。



壁には


時刻表、


腰掛けには


赤い座布団を


追加しました。


座布団は


腰板と腰掛けの


見分けが


つくように


描きました。


座布団がないと


腰掛けの存在が


分かりにくいと


思ったからでも


あります。


空き缶を


描くのも


名案なんですが、


この劇は


戦中と戦後の


場面があるので


空き缶は


断念しました。