小学高学年頃から


宇宙に


興味が広がって


このように


月面を


描くのが


楽しくて


何枚も描きました。


でも、


現存するのは


この一枚だけです。


白黒の月面世界を


描くのは


デッサンの


勉強になってたんですね。


この小学高学年頃から


だんだんと


絵の好き嫌いが


出てきます。


絵に対する価値観が


変わってきて


写実的な絵に


価値を見出してくるのですが


技術が伴わず


そこで


私は絵の才能が


ないんだと


諦めてしまうのです。


日本人の


平均描画能力は


一説によると


7、8才くらいだそうです。


写実的に描きたいが


描けない人が


結構たくさんいるんですねぇ。


しかし、


ここではっきり


断言しておきたいことが


あります。


写実的な絵が


一番価値があるのでは


ありません。


「どの段階の絵も等価」です。


※絵画市場の価格の


 事ではありません。


なぐり描きの絵も


写実的な絵にも


同じ値打ちがあります。


ピカソの絵も


棟方志功の絵も


ダ・ヴィンチの絵も


幼児の絵も


みんなちがって


みんないいんです。


なぐり描きの現代アートも


あります。


絵は


思いや願いなどの


「表現」です。


「表現」に


優劣はありません。


人として


「表現」することは


とても尊いことです。


言葉と同じ表現手段です。


だから


恥ずかしがらずに


もっと気軽に


絵を楽しんで


もらいたいです。


絵は


みんなのものです。


決して画家だけの


ものではありません。


気軽に


もっと楽しんでください。