104 次男が来る | 5才の長男が悪性リンパ腫になった話

5才の長男が悪性リンパ腫になった話

約7か月の入院をへて、いまは元気に暮らしています

今日は私の両親が、

預けている次男を連れて

久しぶりに病院に

お見舞いに来てくれる日です。

 

しかも前日、白血球が回復したので、

病棟外のロビーに出ることができるので、

本当に久しぶりに

長男と次男が直接会うことができます。

 

長男は、次男をさわりまくるぞ!!

と気合が入っていました。

 

昼食後、両親と次男が着いたので、

小児病棟を出たところの

エレベーターホールの

ちょっとした待合室で、

一緒に遊びました。

 

長男は次男をこちょこちょしたり、

ほっぺを両手で包んだり、

30~40分、

とても楽しそうに遊んでいました。

次男の年齢の2才の指を

長男が次男に

教えてあげています。

 

その後、長男はつかれちゃったと

ベッドに戻りたいと言い、

次男は長男が行っちゃう!

という感じで嫌がるが、

しょうがないとわかるようで、

すぐに諦めました。

 

長男を母にお願いして、

次男としばらく2人きりで

過ごしました。

 

次男は、ほっぺがまっかっかで、

舌足らずな言葉でよくしゃべり、

とにかくかわいい。

久しぶりの抱っこは、

ずっしりと重たかったです。

 

14時ころ、両親と次男は

帰っていきました。

いつもはさっと帰る次男ですが、

この日はめずらしく、

エレベーターに乗るのを嫌がりました。

 

疲れ果てた長男は、

久しぶりにぐっすりお昼寝しました。

おむつを替えても、

リハビリの先生が来たので

起こしても、全く起きません。

リハビリは中止することになりました。

 

夕方、MRIに呼ばれました。

長男はまだ寝ていたので、

移動用ベッドに移しての移動になりました。

さすがに途中で目を覚まし、

機嫌が悪く泣いて怒りました。

 

小さい子供は、MRIを怖がるので、

この病院では通常

点滴で眠らせて行うのですが、

長男はMRIがなぜか平気で、

最初は眠らせていたのですが、

ここ最近は、起きたまま受けていました。

この日も、鎮静剤なしででき、

1時間弱してMRIが終わったころには

機嫌も直っていました。

 

 

この日、しばらく同室だった

赤ちゃんが、転院されるそうで、

初めて抱っこさせてもらいました。

もうすぐ5カ月だそうです。

 

転院して、この病院ではできない

治療が始まるそうです。

 

旅行に行く前日に発熱したので、

念のために病院へいったら、

緊急入院になって、

そこから検査の日々。

 

若いお母さんは、

わが子が大変な病気になるとは

思ってもみなかったと

言っておられました。

 

私は、どうか頑張ってと言うことしか

できませんでした。

 

 

星現在、長男の病気は寛解しており、

元気に小学校へ通っています。

 

星 治療については、

当時の日記や書類を見ながら書いていますが、

5年前のことなどで記憶があいまいな部分があります。

申し訳ありません。