マクドナルドのハンバーガーには、お客が好みでオーダーできる「裏メニュー」がある。ピクルス抜きのハンバーガーはよく知られているが、他にもいろいろあって、「肉(パティ)抜き」など、もはやハンバーガーとはいえないものを注文する人もごくたまにいるそうだ。ファーストフード業界はコスト面もあってマニュアル厳守といわれているが、実はお客の多様な好みやこだわりに応えるサービスが行われているのだ。

■マックの裏メニューの数は意外に多い

「ヤフー!知恵袋」回答によると

  「ダブルチーズバーガーのチーズ抜き、というのもありです」
  「ポテトの塩なし、を頼んで、実際に出してもらったこともありました」

の2つだけだったが実はもっといろいろできるらしい。

ファーストフード業界の裏メニューというのは、店側がマニュアルで提供する本来の味とは違った、「お品書き」には記されていないメニューのことをいい、お客が好みに応じて注文できる。牛丼の「吉野家」の「汁だく」や「ネギ抜き」は有名だ。マクドナルド店舗で数年間働いた経験のある20代のサラリーマンは、

「あまり知られていないと思いますが、マックの裏メニューの数は意外と多いんです」

と打ち明ける。それだけマックは、お客の多様な嗜好に応えるサービスに余念がないのだという。

■チーズを抜いて昔の味を懐かしむファンも

 お客がハンバーガーを注文するときにオーダーできる「裏メニュー」は、オニオン抜き、レタス抜き、マスタードやソース抜きなどがある。さらに、「肉以外の全部抜き」、そして、「肉抜き」まであるのだそうだ。基本的に食材を抜くことはOKで、追加できるのは塩やケチャップソースなどに限って可能。しかし、「肉」を抜いてしまったら、もはやハンバーガーとはいえないのではないか。

 先の元店員は、

「私は月に1人か2人対応していました。日本人も外国の方もいましたが、おそらく宗教上の問題か、ベジタリアンの方だったのではないかと考えています」

と説明する。

 また、マックでは以前に肉を2枚使った「ダブルバーガー」を販売していた。今でも根強い人気があるようで、現在売られている「ダブルチーズバーガー」のチーズ抜きを注文し、かつての味を懐かしむファンもいるのだという。

 ただし、これらはあくまで、公式には売られていない「裏メニュー」。日本マクドナルド広報はJ-CASTニュースに対し、

「お客様が苦手という食材が入っている場合は、抜いて提供することはあります」

とだけ話している。