3月1日、ウォルト・ディズニー・ジャパンは、日本向け携帯電話サービス「Disney Mobile」を開始する。ディズニーがつくった、ディズニーファン向けの携帯電話サービスで、端末からコンテンツ、メールアドレスまで、あらゆるものをディズニーに統一しているのが魅力だ。
第1号機となるのが、シャープ製の「DM001SH」。パッと見た目は普通の携帯電話と変わらない。だが、よく目をこらすと、背面部分に小さなミッキーが無数に並んでいるのが分かる。大きな耳がついたオモチャのような電話機が登場するかと思いきや、意外とシックなデザインに落ち着いている。これはディズニーが、メインターゲットを子どもではなく、20~30代の女性に設定しているためだ。
本体カラーはシルバー、ゴールド、ピンクの3色。いずれもステンレスを使っており、独特な光沢がジュエリーを連想させる質感を出している。
機能を見ると、ワンセグ、おサイフケータイ、フルブラウザ、ブルートゥースなど、いま標準的に搭載されている機能が一通り盛り込まれている。ディズニーに惹かれて購入しても、何不自由なく、これまで通り、いやこれまで以上に携帯電話の機能をあれこれ使えるのがポイントだ。
ディズニーのコンテンツが無料で楽しめる Disney Mobile最大の特徴はコンテンツサービスだ。DM001SHはメニュー画面を着せ替えできるだけでなく、ディズニーのキャラクター絵文字やデコメールのテンプレートを本体内部に満載している。友人にメールを送る際は、ディズニーのキャラクターを使った文書をいろいろと作成できるのだ。
さらに本体の「D」ボタンを押すと、「ディズニーウェブ」に接続する。ここにアクセスすれば、動画やメールコンテンツ、着メロ、着うた、ゲームなど、あらゆるディズニーコンテンツを月額情報料を支払うことなく使うことができる。
しかも、これまでの携帯電話サービスにはなかったものとして、注目を浴びるであろう取り組みがある。Disney Mobileに加入すると、当然のことながらメールアドレスが割り当てられる。そのドメインが「@disney.ne.jp」になっている。
ディズニーファンにはたまらないサービスとなるが、気になる料金はどうなっているのだろう。実はこれだけコンテンツサービスが充実していて、たったの月額980円。
実は、この「Disney Mobile」はソフトバンクモバイルとの協業であるため、ソフトバンクモバイルの料金プランと何ら変わらない。当然のことながら、Disney Mobileのユーザー間の国内通話は無料(21時から1時を除く)。さらにディズニーとソフトバンクモバイルのユーザー間でも無料通話が適用となる。他社向けの通話が半額になる「
Wホワイト」、家族向けの割引サービス「
ホワイト家族24」も提供する。
日本での中心顧客は20~30代の女性だ。つまり、今のお得意様に、さらに上質のサービスを提供しようというのが、Disney Mobileというわけだ。
すでに獲得している市場に向けてサービスを提供するからといって安心はできない。そこで、成功までのプロセスを強固とするために、販売網やプロモーション、料金プラン、端末調達(DM001SHは
SoftBank 821SHがベースとなっている)など、ソフトバンクモバイルの力を借りて日本に参入したのだ。
契約者を獲得し続けなければならないソフトバンクモバイルの強い味方 ソフトバンクモバイルにしても、これだけ協力するのにはそれなりのメリットがある。実はDisney Mobileの契約者はソフトバンクモバイルの契約者数としてカウントされるようなのだ。
今、ソフトバンクモバイルが喉から手が出るほど欲しいのが契約者数。現在、9カ月連続ナンバー1を獲得しているが、あの記録ほど、今の同社の勢いを表すものはない。一説にはボーダフォン買収時の資金借り入れ条件に「毎月、契約者が増加させなくてはならない」という項目があると言われている。同社はなんとしてでも契約者を増やし続けなくてはならない(らしい)。
ディズニーという強力な援軍が居れば、ソフトバンクモバイルにとってこれ以上、心強いものはないだろうしソフトバンクモバイルからディズニーに、ユーザーがMNP(番号ポータビリティ制度)で移行してもプラスマイナス0。NTTドコモやKDDIからディズニーにMNPで移行してくれば、ソフトバンクモバイルに加算されるのだから、これほどうれしいことはないようだ。
ディズニーは「新製品を年間3回投入する」と、他社と同じ土俵で戦う決意をしている(通常、携帯電話業界は、春、夏、秋冬という年間3回、新製品を発表する)。さらに「ディズニー・マジックポイント・クラブ」というポイント制度を導入。貯まったポイントでディズニーグッズとの交換や、ディズニーホテルの宿泊優先状の抽選に応募できる。
まさにディズニーは日本で本気で戦おうとしている。
(by日経BP)
SoftBank Onlineshop
第1号機となるのが、シャープ製の「DM001SH」。パッと見た目は普通の携帯電話と変わらない。だが、よく目をこらすと、背面部分に小さなミッキーが無数に並んでいるのが分かる。大きな耳がついたオモチャのような電話機が登場するかと思いきや、意外とシックなデザインに落ち着いている。これはディズニーが、メインターゲットを子どもではなく、20~30代の女性に設定しているためだ。
本体カラーはシルバー、ゴールド、ピンクの3色。いずれもステンレスを使っており、独特な光沢がジュエリーを連想させる質感を出している。
機能を見ると、ワンセグ、おサイフケータイ、フルブラウザ、ブルートゥースなど、いま標準的に搭載されている機能が一通り盛り込まれている。ディズニーに惹かれて購入しても、何不自由なく、これまで通り、いやこれまで以上に携帯電話の機能をあれこれ使えるのがポイントだ。
ディズニーのコンテンツが無料で楽しめる Disney Mobile最大の特徴はコンテンツサービスだ。DM001SHはメニュー画面を着せ替えできるだけでなく、ディズニーのキャラクター絵文字やデコメールのテンプレートを本体内部に満載している。友人にメールを送る際は、ディズニーのキャラクターを使った文書をいろいろと作成できるのだ。
さらに本体の「D」ボタンを押すと、「ディズニーウェブ」に接続する。ここにアクセスすれば、動画やメールコンテンツ、着メロ、着うた、ゲームなど、あらゆるディズニーコンテンツを月額情報料を支払うことなく使うことができる。
しかも、これまでの携帯電話サービスにはなかったものとして、注目を浴びるであろう取り組みがある。Disney Mobileに加入すると、当然のことながらメールアドレスが割り当てられる。そのドメインが「@disney.ne.jp」になっている。
ディズニーファンにはたまらないサービスとなるが、気になる料金はどうなっているのだろう。実はこれだけコンテンツサービスが充実していて、たったの月額980円。
実は、この「Disney Mobile」はソフトバンクモバイルとの協業であるため、ソフトバンクモバイルの料金プランと何ら変わらない。当然のことながら、Disney Mobileのユーザー間の国内通話は無料(21時から1時を除く)。さらにディズニーとソフトバンクモバイルのユーザー間でも無料通話が適用となる。他社向けの通話が半額になる「
日本での中心顧客は20~30代の女性だ。つまり、今のお得意様に、さらに上質のサービスを提供しようというのが、Disney Mobileというわけだ。
すでに獲得している市場に向けてサービスを提供するからといって安心はできない。そこで、成功までのプロセスを強固とするために、販売網やプロモーション、料金プラン、端末調達(DM001SHは
契約者を獲得し続けなければならないソフトバンクモバイルの強い味方 ソフトバンクモバイルにしても、これだけ協力するのにはそれなりのメリットがある。実はDisney Mobileの契約者はソフトバンクモバイルの契約者数としてカウントされるようなのだ。
今、ソフトバンクモバイルが喉から手が出るほど欲しいのが契約者数。現在、9カ月連続ナンバー1を獲得しているが、あの記録ほど、今の同社の勢いを表すものはない。一説にはボーダフォン買収時の資金借り入れ条件に「毎月、契約者が増加させなくてはならない」という項目があると言われている。同社はなんとしてでも契約者を増やし続けなくてはならない(らしい)。
ディズニーという強力な援軍が居れば、ソフトバンクモバイルにとってこれ以上、心強いものはないだろうしソフトバンクモバイルからディズニーに、ユーザーがMNP(番号ポータビリティ制度)で移行してもプラスマイナス0。NTTドコモやKDDIからディズニーにMNPで移行してくれば、ソフトバンクモバイルに加算されるのだから、これほどうれしいことはないようだ。
ディズニーは「新製品を年間3回投入する」と、他社と同じ土俵で戦う決意をしている(通常、携帯電話業界は、春、夏、秋冬という年間3回、新製品を発表する)。さらに「ディズニー・マジックポイント・クラブ」というポイント制度を導入。貯まったポイントでディズニーグッズとの交換や、ディズニーホテルの宿泊優先状の抽選に応募できる。
まさにディズニーは日本で本気で戦おうとしている。
(by日経BP)