若い奴は元気がいい、牛丼一つで大揉めだ。
近くに松屋が出来たので、半径1km以内に吉野家・すき屋があるから悩むとのこと。
結局のところ吉野家に決まり、若い奴は大きな口を空けて牛丼を頬張る。
元気があって、非常に良い。
私も負けじと続く。
仕事終わりに挨拶すると、今度は夕飯の話になる。
若い奴は性懲りも無く、今度は松屋へ行くという。
若い奴は一人暮らしで、自炊はしない。
朝は摂らず、一日二食だという。昼夜は基本的に外食で済ますらしい。
誘われたけど、断った。
家に帰ると、妻は子供を寝かしつけている。
その間に私は味噌汁を火に掛け、オーブンで魚のフライを温め直す。
隣の部屋の扉が開く音を見計らい、二つの茶碗にご飯をつぐ。
遅めだけど、夫婦で囲む食卓。
【愛は食卓にある】
昔、キューピーのキャッチフレーズにこんな言葉があった。
そう言えば、昼に若い奴が言ってた。
「いつもの定食屋行ったら、おばちゃんが野菜大盛りにするから嫌なんすよ」
ホントだ。
愛は、食卓にあるのかもしれない。
まぁ、生き急がずに ぼちぼちと


