あくまで個人の思いと感想です。それぞれ考えがあろう事は理解してます。
テレビの録画を観てて思った。なんたら癌から白血病(血液の癌だね )に なってしまった京大生の話し。
彼は言うんだ。『癌になってよかった。』
その言葉に反発しながら、彼は何故そんな事を言うのだろうって思いながら観てた。
テレビの録画を観てて思った。なんたら癌から白血病(血液の癌だね )に なってしまった京大生の話し。
彼は言うんだ。『癌になってよかった。』
その言葉に反発しながら、彼は何故そんな事を言うのだろうって思いながら観てた。
その言葉に反発してた白血病の女性が亡くなってしまった。
それでも彼は言うんだ。『癌になってよかった』って。
失った事もあったが得た事も多いとか知らない世界を知る事が出来たとか、知らない予想もしなかった繋がりが出来たとか。
それは知らなくても得なくてもいい事だよって思ってたそして気付いたんだ。
『癌になってよかった』そう思わないとそう考えないと彼の中で折り合いをつけられなかったんだ。癌を肯定しないと、受け入れないと自分の存在意義もなくなってしまうんだ。
二十歳過ぎの彼にとって、そんな病気にかかってしまう自分を思った時、そうでも思わないと自分が産まれてきた、あるいは生きてる意味も見失ってしまう。そこに意味なんてないって事まで見失うんだ。
ああそうか。そういう事かって勝手に納得してた。
私は、こんな病気になってよかったなんて口が裂けても言わない。
色々気付けた。知らない世界も知った。
でも歩けて、喋れて、1人で何処へでも行ける。いわゆる普通である事がいかに大切か。気付けなかったにしても、その方がいいに決まってるじゃん。
(病気である自分を受け入れるとは別の話し。)