たらららったら、たらららったら

♪ぷんわかぷっぱぷんわかぷんわかぷ♪
吉本新喜劇を観に行った。漫才とかもあった。NGK には行けなくなった私は地方公演を観に行った。

ちょっと面白い芸人は一杯いるが、かまいたちは本気で面白かった。

でも私は新喜劇や漫才をみたいと思った訳じゃない。100%奥さんの為だ。私がそういうのに行くって言うと喜ぶんだ、私が笑ってる顔を奥さんに見せる為に行くんだ。

本当は、少し動くととんでもなくしんどいんだ。人混みには、ストレスしかないんだ。絶対奥さんにつらそうにしてる顔を見せないって思ってた。でももう無理だった。

治療法もない難病だって言われて、死ぬのを待つだけって言われたんだから、泣き叫んで病気を呪って１歩も動けなくなる。それが普通。無理に自分の為に平気な顔なんかする必要ないよ。再び書こう、前向きなんてクソくらえだ！

こうでなきゃならない。なんて本当はないんだよ。難病に罹患してしまっても、楽しみを見付ける人。泣き叫んで１歩も動けない人。その両方を私は否定しない。どっちが上とか下とかないよ。人はそれぞれ。

リハビリなんて、やらないよりやった方がいいんじゃない？ってレベル(個人の感想)。治療法はないって言われてんだよ。何を期待してるのかな。

それでも私はリハビリする。何故なら私がヘタレだから。怖くてたまらないからリハビリにしがみつく。

一生懸命リハビリする私も嘆いてばかりいる人も大きな波がくれば跡形もなくなる。このままなら、私と同じ病気なら、100%で動けなくなるんだ。リハビリしようがしなかろうが。

遅かれ早かれそういう事になるのは避けられない事実なのだから、他人がなんて言おうがそのままでいい。

そのままや嘆き悲しむのに少し疲れたなら、悲しんでくれる人を１人だけでいい見つけよう。その人に悲しい顔をさせない為にリハビリやってみよう。諦めてないという姿をみせよう。

人は自分の為にはどうでもよくなっちゃうからね。他人の事を考えればまだまだ頑張れる。って個人的には思うよ。

生きていれば良いことあるのか誰にも解らないけど、間違いなく言える事があります。難病にかかって動けなくなるより

酷い事はこの世にありません。(よく死んだ方がマシとかいうじゃん。)

どんな形でも生きていれば、(死んじゃったらそこで終わっちゃうけど)何かあるかも知れません。

ずっと側に居てくれる人でも、難病の罹患者でも、その人でない限り他人の気持ちなんて解りません。

回りがなんて言おうがありのままの自分を肯定して、只生きてる自分を大事にしよう。

あなたが一生懸命リハビリしてようが１歩も動けないでいようと、生きてる事が素晴らしいと思ってる人がここに居ます。