♪夜明けの停車場に降る雨は冷たい♪脳内ヘビロテ『夜明けの停車場』石橋庄司
                  どんな高校生や~。

土曜日に、高校の連れが来てくれた。弱音を吐いてしまった。そんなオレにまだ諦めんなって言ってくれた。

あんよは上手1.2.1.2。

おそらく50年前に、母親か親父が言ってくれてたんだろう。

そんな事覚えてない、その言葉を自分で
唱える。

投票に行って来た。かなり無理して杖で行った。けど奥さんから
次は車椅子やなって宣告された。

その流れで、そのままルーティンにしてる河原へ行った。

この病気になったばかりの頃、こんな所でUターンするようになったらもう終わりだなって思ってた場所がある。

そんな場所の遥か手前でU ターンする自分がいる。

歯をくいしばって、さっきの呪文唱えながら必死で歩く。歩く?手こそついてないけど、這ってるのと同じ。

全身銀色タイツの若い人。何かロケしてる。現場は笑いが絶えない。
他人がどう思おうと今やりたい事を全力でやってね、言いたい事思いっきり言ってね、他人にどう思われるか考えるには、人生は短すぎる。

ほんの3年前まで、オレここ走ってたんだぜ。どこまでもどこまでも。

それでも私はルーティンを止めない。たとえどんな状況、状態でも。明日につなげる為に。つながると信じて。

私を信じてくれてる人が居るから。