昨日、初詣に行ってきた。

喪中だけど三ヶ日過ぎてるけどそんなの関係ないって行ってきた。

もう、神社の階段は無理になってしまった。

拝殿の直ぐ下までいける山道を登って行ったが、山道を登りながら思った、下り坂(帰り道)はどうする?
必死で奥さんに言った『帰り道は?』

そしたら、何も考えない奥さんが言った
『登りはじめたもんしょうがないやろ?なんとかなる!』

参拝して、今更感が強いおみくじを断ったのだが、奥さんが何度も勧めるのでひいて山道を下り出した。

一歩また一歩。違う、にじる様に足を広げて閉じてを横向いて休み休み繰り返す。

途中、建物の手摺の様な物があった。

何でかな?それにしがみついて、転けないように必死で下ろうとしてる自分が可笑しくなって笑ってしまった。

何でこんな事になったかな。

感情をコントロール出来ない私は、暫く笑ってた。奥さんも笑い出した。二人で笑い出した。50を越えた夫婦が、変な所で笑ってる。

健常者なら30 秒もあればかけ降りる山道を20分はかかった。

ようやく車に乗り込んで奥さんが一言。

『何とかなったやん。』

おみくじは、大吉だった。今更って思ったけど

それはそれで嬉しいものだ。

すべての難病患者とその介護をしてる人へ。