昨日の帰り、JR大阪駅に渡る横断歩道で

信号待ちしてたら、道を訊かれた。


もちろん私にはその場所がわかった。

ここからそこまで行きかたを説明するの難しいなって思いながら案内しようとした。

始めの言葉が出なかった。その時に初めてもう喋れなくなってるんだって気付いた。

今の私に出来る唯一の事。


ゆっくり首を横に振る事だった。


その後、玉置こうじの『あの頃へ』って歌のさびの部分が頭の中で鳴り続けてた。あの頃へあの頃へって頭の中でうたってた。


また大事な物が手から零れ落ちた気がした。


喋れないなんて今に始まった事じゃないのになんでだろうね。


という訳で今日も無事に出勤してます。